2025年5月 第33問
65歳到達時に老齢基礎年金の受給資格期間を満たしている者が、70歳0カ月で老齢基礎年金の繰下げ支給の申出をし、支給開始を60カ月繰り下げた場合、老齢基礎年金の増額率は( )となる。
正解:3) 42%
❶ ポイント
60か月繰り下げた場合の、老齢基礎年金の増額率を問う問題です。
❷ 考え方と解き方
繰下げは、遅く受け取る代わりに、1か月あたりの率で年金が増える仕組みです。繰上げの率と取りちがえやすい所です。
- 繰下げの増額率は、1か月あたり0.7%に、繰り下げた月数を掛けて求めます。
- 60か月繰り下げると、0.7%×60か月=42%の増額です。したがって、3) 42% が正解です。
❸ ほかの選択肢
- 1) 30%:繰上げの旧い率0.5%×60か月で出る値と同じ数字です。繰下げの率ではありません。
❹ 覚えておくこと
- 繰下げ:増額は一生続く。増額率=1か月あたり0.7%×繰り下げた月数
- 昭和27年4月2日以後生まれは、繰下げの上限が75歳で、最大84%増える
- 昭和27年4月1日以前生まれは、繰下げの上限が70歳で、最大42%増える
(テーマ・覚えること)
数字の出どころ:繰上げ受給の減額率(1か月あたり、昭和37年4月1日以前生まれ)・繰下げ受給の上限年齢・繰下げ受給の最大増額率(昭和27年4月1日以前生まれ)・繰下げ受給の上限年齢(昭和27年4月1日以前生まれ)・繰下げ受給の増額率(1か月あたり)・繰下げ受給の最大増額率(75歳まで繰下げ)
出典:日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2025年5月 第33問