2024年5月 第1問|FPの倫理と関連法規

2024年5月 第1問四答択一式

ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の顧客に対する行為に関する次の記述のうち、職業倫理に照らし、最も適切なものはどれか。

正解:3 顧客から投資信託の購入について相談を受けたFPのCさんは、投資信託について、比較的少額から投資可能であることや運用の専門家により運用が行われることなどのメリットだけでなく、元本保証および利回り保証がないことなどの留意点についても説明した。

ポイント

職業倫理に照らして、最も適切なFPの行為を選ぶ問題です。

考え方と解き方

職業倫理では、顧客の利益を優先すること、顧客の情報を守ること、リスクを含めて説明することが基本です。選択肢ごとに、この基本から外れた行為が混ざっていないかを見ます。

  1. メリットだけでなく、元本保証や利回り保証がないことなどの留意点も説明する行為は、顧客が判断するための説明を尽くしているので、職業倫理に沿います。
  2. 3)は、この説明のしかたにあたります。したがって、最も適切なのは 3 です。

ほかの選択肢

  • 1 預かった資料を、顧客の同意を得ずに不動産業者に渡しています。顧客の情報を守る義務(守秘義務)に反するので、不適切です。
  • 2 顧客の家族構成や世帯収入を確認せず、自分が得る手数料の多い商品だけを勧めています。顧客の利益を優先していないので、不適切です。
  • 4 為替の動きを絶対だと断定し、預金の大半の移し替えを勧めています。断定的な判断で、リスクの説明もないので、不適切です。

覚えておくこと

  • 職業倫理:顧客の利益を優先する。顧客の同意なく、顧客の情報を第三者に伝えない(守秘義務)
  • 職業倫理:メリットだけでなくリスクや留意点も説明し、顧客の理解度に合わせた言葉で説明する
  • 職業倫理:断定的な判断を伝えない。自分の手数料などの利益を優先して商品を勧めない

(テーマ・覚えること)

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2024年5月 第1問

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