分野 D|タックスプランニング 最頻出
住宅ローン控除と税額控除
過去の公開問題では、住宅ローン控除の償還期間・控除期間・控除率が、3回分で3問出ています。
よく出る形
- 住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の償還期間・控除期間・控除率を空欄にして問う
- 認定住宅など住宅の種類による、控除期間のちがいを問う
覚えること
- 住宅ローン控除は、年末の借入金残高に控除率をかけた額を、所得税の額から直接引く税額控除
- 控除率は、年末の借入金残高に対して0.7%出どころ
- 借入限度額(2026年入居の新築・一般)は、認定住宅4,500万円出どころ、ZEH水準3,500万円出どころ
- 同じく、省エネ基準適合住宅の借入限度額(2026年入居の新築・一般)は2,000万円出どころ
- 子育て世帯等(子育て・若い夫婦)で床面積50㎡以上出どころなら、上の順に5,000万円出どころ、4,500万円、3,000万円
- 住宅の種類は、認定住宅(長期優良住宅など)、ZEH水準省エネ住宅(省エネ性能が高い)、省エネ基準適合住宅
- 2026年(令和8年)に入居する新築で、この3種類の住宅の控除期間は13年出どころ
- 借入金は、10年以上出どころにわたって分割で返済するものであること(償還期間の要件)
- 合計所得金額(所得を合わせた額)が2,000万円以下出どころであること
- 床面積は50㎡以上出どころ(登記簿の面積。マンションは専有部分の面積)
- 特例居住用家屋(小さめの家の特例)などは、40㎡以上出どころで、合計所得金額1,000万円以下出どころの年も対象
- 控除の対象になるのは、2030年12月31日出どころまでに入居した場合
- 適用を受ける最初の年分は確定申告。それ以後の年分は、給与所得者なら年末調整で受けられる
- 配当控除は、配当所得を総合課税(ほかの所得と合算)で申告したときに受けられる税額控除
- 配当控除の控除率は、課税総所得金額等が1,000万円出どころ以下の部分で10%出どころ
- 課税総所得金額等が1,000万円出どころを超える部分の配当控除の控除率は5%出どころ
- 申告分離課税や確定申告不要を選んだ配当と、J-REITなど投資法人の配当は、配当控除の対象外
数字と計算
- 例:認定住宅で、年末の借入金残高が3,000万円(借入限度額の範囲内)なら、3,000万円×0.7%出どころ=21万円が控除額
ひっかけ
- 住宅ローン控除は税額控除(税額から引く)。所得控除(所得から引く)とは別
- 償還期間(返済期間の要件)と控除期間(控除を受けられる年数)を取りちがえない
- 控除率0.7%出どころは年末の借入金残高にかける率。住宅の価格にはかけない
想定問題
4問(○×式と三答択一式)
このテーマの想定問題を解く(4問)このテーマの公開問題
- 2024年5月 第49問住宅ローンを利用してマンションを取得し、新た…三答択一式
- 2025年5月 第49問住宅ローンを利用して認定長期優良住宅を新築し…三答択一式
- 2026年5月 第49問住宅ローンを利用して認定長期優良住宅を新築し…三答択一式・まずこの1問
この本文の数字の出どころ
- 配当控除の控除率(剰余金の配当等、課税総所得金額等1,000万円以下の部分) 10%
- 配当控除の控除率(剰余金の配当等、課税総所得金額等1,000万円を超える部分) 5%
- 配当控除の課税総所得金額等の境 1,000万円
- 住宅ローン控除の借入限度額(新築・認定長期優良住宅・認定低炭素住宅、一般) 4,500万円
- 住宅ローン控除の借入限度額(新築・認定長期優良住宅・認定低炭素住宅、子育て世帯等) 5,000万円
- 住宅ローン控除の借入限度額(新築・省エネ基準適合住宅、一般) 2,000万円
- 住宅ローン控除の借入限度額(新築・省エネ基準適合住宅、子育て世帯等) 3,000万円
- 住宅ローン控除の借入限度額(新築・ZEH水準省エネ住宅、一般) 3,500万円
- 住宅ローン控除の借入限度額(新築・ZEH水準省エネ住宅、子育て世帯等) 4,500万円
- 住宅ローン控除の控除期間(認定住宅・ZEH水準・省エネ基準適合住宅、令和8年入居) 13年
- 住宅ローン控除の床面積の要件 50㎡以上
- 住宅ローン控除の床面積の特例の下限 40㎡以上
- 住宅ローン控除の入居期限(年) 2030年12月31日
- 住宅ローン控除の控除率 0.7%
- 住宅ローン控除の借入金の償還期間の要件 10年以上
- 住宅ローン控除の合計所得金額の要件 2,000万円以下
- 住宅ローン控除の床面積40㎡以上50㎡未満の特例の合計所得金額の要件 1,000万円以下