サンプル問題(2022年12月) 問13|脅威の種類・脆弱性・不正の動機
BEC(Business E-mail Compromise)に該当するものはどれか。
正解:ア 巧妙なだましの手口を駆使し,取引先になりすまして偽の電子メールを送り,金銭をだまし取る。
ポイント
BEC の特徴を、他のなりすましや迷惑メールの手口と区別して選ぶ問題です。
考え方と解き方
BEC は、取引先や経営者になりすまし、金銭をだまし取るのが目的です。送信元の詐称やメールの悪用が出てくる他の手口と、目的(金銭の詐取か、妨害・信用失墜か)で区別します。
- 取引先になりすまして偽のメールを送り、金銭をだまし取る手口は、BEC に当たります。
- 他の選択肢は、メールを悪用していても、金銭を振り込ませる手口ではありません。したがって、最も適切なのは ア です。
ほかの選択肢
- イ 送信元の詐称で、受信側のブラックリストに登録させて利用を妨げる手口です。金銭の詐取が目的ではないので、BEC ではありません。
- ウ 第三者中継(オープンリレー)の状態のメールサーバーをスパムの中継に悪用する手口です。金銭を振り込ませる手口ではないので、BEC ではありません。
- エ 誹謗中傷メールの送信元を詐称して、組織の信用を損なわせる手口です。金銭の詐取が目的ではないので、BEC ではありません。
覚えておくこと
- ビジネスメール詐欺(BEC):取引先や経営者を装う偽メールで、送金させる
- BEC への対応:口座変更の依頼は、普段と別の連絡手段で確認し、支払いは複数人で承認する
(テーマ・覚えること)
出典:情報セキュリティマネジメント試験 サンプル問題 科目A 問13