サンプル問題(2022年12月) 問18|アプリの不備を狙う攻撃とDoS攻撃
攻撃者が,多数のオープンリゾルバに対して,“あるドメイン”の実在しないランダムなサブドメインを多数問い合わせる攻撃(ランダムサブドメイン攻撃)を仕掛け,多数のオープンリゾルバが応答した。このときに発生する事象はどれか。
正解:ア “あるドメイン”を管理する権威DNSサーバに対して負荷が掛かる。
ポイント
ランダムサブドメイン攻撃で、DNS のどこに影響が出るかを選ぶ問題です。
考え方と解き方
実在しない名前は、オープンリゾルバのキャッシュにありません。答えを探すために、そのドメインを管理する権威 DNS サーバーへ問合せが届き続けることになります。
- 実在しないランダムなサブドメインの問合せは、キャッシュに答えがなく、オープンリゾルバが権威 DNS サーバーへ問い合わせ直します。
- 多数のオープンリゾルバからの問合せが集中し、そのドメインを管理する権威 DNS サーバーに負荷が掛かります。したがって、最も適切なのは ア です。
ほかの選択肢
- イ この攻撃は大量の問合せで負荷を掛けるもので、権威 DNS サーバーに登録された情報を書き換えるものではありません。
- ウ キャッシュに不正な値を注入するのは、DNS キャッシュポイズニングで起きる事象です。ランダムサブドメイン攻撃の事象ではありません。
- エ ゾーン情報を不正に入手するのは、ゾーン転送の悪用などで起きる事象で、大量の問合せによる負荷とは別です。
覚えておくこと
- ランダムサブドメイン攻撃:実在しないサブドメインを大量に問い合わせ、DNS サーバーに高負荷をかける
- ランダムサブドメイン攻撃で負荷が掛かるのは、そのドメインを管理する権威 DNS サーバー
(テーマ・覚えること)
出典:情報セキュリティマネジメント試験 サンプル問題 科目A 問18