サンプル問題(2022年12月) 問39|サービスマネジメントの基本(SLA・サービスデスク・インシデント管理と問題管理)
あるデータセンタでは,受発注管理システムの運用サービスを提供している。次の受発注管理システムの運用中の事象において,インシデントに該当するものはどれか。
〔受発注管理システムの運用中の事象〕
夜間バッチ処理において,注文トランザクションデータから注文書を出力するプログラムが異常終了した。異常終了を検知した運用担当者から連絡を受けた保守担当者は,緊急出社してサービスを回復し,後日,異常終了の原因となったプログラムの誤りを修正した。
夜間バッチ処理において,注文トランザクションデータから注文書を出力するプログラムが異常終了した。異常終了を検知した運用担当者から連絡を受けた保守担当者は,緊急出社してサービスを回復し,後日,異常終了の原因となったプログラムの誤りを修正した。
正解:ウ プログラムの異常終了
ポイント
運用中の事象から、インシデントに当たるものを選ぶ問題です。
考え方と解き方
インシデントは、計画外のサービスの中断や品質の低下です。事象の中で、検知、原因、対応は、それぞれ別の役割の言葉です。
- 注文書を出力するプログラムが異常終了したことが、計画外のサービスの中断なので、インシデントです。
- したがって、最も適切なのは ウ です。
ほかの選択肢
- ア 異常終了の検知は、インシデントを見つける活動で、インシデントそのものではありません。
- イ プログラムの誤りは、異常終了の原因で、問題管理が扱う根本原因にあたります。
- エ 保守担当者の緊急出社は、サービスを回復させるための対応で、インシデントではありません。
覚えておくこと
- インシデント:計画外のサービスの中断、品質の低下、又はまだ影響していない事象
- インシデント管理:サービスを、できるだけ早く回復させる活動
- 問題管理:インシデントの根本原因を調べ、再発を防ぐ活動
(テーマ・覚えること)
出典:情報セキュリティマネジメント試験 サンプル問題 科目A 問39