2024年9月 第59問|遺言と遺留分

2024年9月 第59問四答択一式

遺言に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

正解:3 被相続人は、遺言で、遺産分割の方法を定めることを第三者に委託することができる。

ポイント

遺言について、最も適切な記述を選ぶ問題です。

考え方と解き方

遺言で定められる事項と、遺留分を侵害する遺言の効力を取りちがえやすい所です。遺留分を侵害しても、遺言が無効になるわけではありません。

  1. 遺言でできる事項には、相続分の指定(一部の相続人だけの指定もできる)、遺産分割方法の指定とその第三者への委託、遺言執行者の指定などがあります。
  2. 3)は、遺産分割の方法を定めることを第三者に委託できるとしているので、この内容と同じです。したがって、最も適切なのは 3 です。

ほかの選択肢

  • 1 遺留分を侵害する内容の遺言も、無効にはなりません。遺留分権利者が、侵害額に相当する金銭の支払を請求できるだけです。無効としている所が違います。
  • 2 一部の相続人についてだけ相続分を指定する遺言も、有効です。無効としている所が違います。
  • 4 遺言執行者は、遺言で指定できます。指定する内容の遺言は有効で、無効としている所が違います。

覚えておくこと

  • 遺言でできる事項:相続分の指定(一部の相続人だけも可)、分割方法の指定とその委託、遺言執行者の指定
  • 遺留分:兄弟姉妹以外の相続人に保障された最低限の取り分。遺留分を侵害する遺言も無効にはならない

(テーマ・覚えること)

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2024年9月 第59問

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