2026年5月 第7問|確定拠出年金と企業年金

2026年5月 第7問四答択一式

確定拠出年金の個人型年金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

正解:3 個人型年金は、運用実績によって将来受け取る年金額が変動するが、個人型年金加入者が拠出した掛金合計額は最低保証されている。

ポイント

iDeCoの限度額、掛金の変更、元本の保証、老齢給付金の受給を問い、最も不適切な記述を選ぶ問題です。

考え方と解き方

iDeCoは、拠出した掛金を自分で運用し、その結果で受け取る額が変わる制度です。掛金の合計額が守られるかどうかが、間違えやすい点です。

  1. iDeCoの第3号被保険者の限度額は月額23,000円で、12か月分の年額は27万6,000円です。老齢給付金は、通算加入者等期間が10年以上あれば、60歳から受け取れます。
  2. 運用の結果によって、受け取る額は増えることも減ることもあり、拠出した掛金の合計額は保証されません。3)は不適切です。したがって、最も不適切なのは 3 です。正しくは、運用実績によって将来の年金額が変動し、拠出した掛金の合計額は最低保証されていない、です。

ほかの選択肢

  • 1 第3号被保険者の限度額は月額23,000円で、12か月分では27万6,000円です。適切です。
  • 2 掛金の額は、拠出限度額の範囲内で年1回(12月分から翌年11月分の1年間に1回)変更できるので、適切です。
  • 4 通算加入者等期間が10年以上あれば、60歳から老齢給付金を受け取れます。適切です。

覚えておくこと

  • iDeCoの限度額(月額):企業年金等なしの第2号は23,000円、第3号も23,000円
  • 老齢給付金:通算加入者等期間が10年以上あれば、60歳から受け取れる

(テーマ・覚えること)

数字の出どころ:確定拠出年金の老齢給付金を受け取れる年齢(通算加入者等期間が10年以上の場合)・確定拠出年金の老齢給付金を60歳から受け取れる通算加入者等期間・iDeCoの掛金上限(会社員・企業年金なし、月額、2026年11月まで)・iDeCoの掛金上限(第3号加入者=国民年金の第3号被保険者、月額、2026年11月分まで)・iDeCoの掛金額の変更ができる回数(拠出限度額の範囲内、1年に)

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2026年5月 第7問

前の問題次の問題