サンプル問題(2022年12月) 問10|ハッシュ関数とデジタル署名(改ざん検知)
デジタルフォレンジックスでハッシュ値を利用する目的として,適切なものはどれか。
正解:ウ 証拠となり得るデータについて,原本と複製の同一性を証明する。
ポイント
デジタルフォレンジックスでハッシュ値を使う目的を問う問題です。
考え方と解き方
ハッシュ値は、同じデータなら同じ値になる性質を使い、同一性の確認に使います。復元や盗聴の検証には使えません。
- 証拠となり得るデータの原本と複製のハッシュ値を求めて比べると、二つの内容が同じであることを示せます。
- したがって、最も適切なのは ウ です。
ほかの選択肢
- ア 一方向性関数でパスワードを変換して保存するのは、パスワードの保存でのハッシュ関数の使い方です。フォレンジックスでの目的ではありません。
- イ ハッシュ値から元のデータは復元できません。改変されたデータを復元する目的には使えません。
- エ ハッシュ値の比較で、パスワードの盗聴の有無は分かりません。
覚えておくこと
- 原本と複製、保管前と後のハッシュ値を比べ、同一かどうかを確かめる
- ハッシュ関数:データから固定長のハッシュ値を求める。元のデータには戻せない
(テーマ・覚えること)
出典:情報セキュリティマネジメント試験 サンプル問題 科目A 問10