サンプル問題(2022年12月) 問17|信頼を悪用する攻撃(フィッシング・標的型・中間者)
攻撃者が用意したサーバXのIPアドレスが,A社WebサーバのFQDNに対応するIPアドレスとして,B社DNSキャッシュサーバに記憶された。これによって,意図せずサーバXに誘導されてしまう利用者はどれか。ここで,A社,B社の各従業員は自社のDNSキャッシュサーバを利用して名前解決を行う。
正解:イ A社WebサーバにアクセスしようとするB社従業員
ポイント
DNS キャッシュポイズニングで、偽の誘導先に導かれる利用者を選ぶ問題です。
考え方と解き方
汚染されたのは B 社のキャッシュサーバーです。各社の従業員は自社のキャッシュサーバーで名前解決するので、影響を受けるのは、汚染されたキャッシュサーバーを使う側です。アクセス先の名前も見ます。
- B 社のキャッシュサーバーには、A 社 Web サーバーの名前に対応する IP アドレスとして、攻撃者のサーバー X が記憶されています。
- B 社の従業員が A 社 Web サーバーの名前で名前解決すると、サーバー X へ導かれます。したがって、最も適切なのは イ です。
ほかの選択肢
- ア A 社従業員は A 社のキャッシュサーバーを使うので、汚染された B 社のキャッシュサーバーの影響を受けません。
- ウ A 社従業員が使うのは A 社のキャッシュサーバーで、しかも B 社 Web サーバーの名前は汚染されていません。
- エ B 社従業員が使うキャッシュサーバーは汚染されていますが、汚染された名前は A 社 Web サーバーのもので、B 社 Web サーバーへのアクセスには影響しません。
覚えておくこと
- DNS キャッシュポイズニング:キャッシュサーバーに偽の対応を記憶させ、偽サイトへ誘導する
- 影響を受けるのは、汚染されたキャッシュサーバーを使って名前解決する利用者
(テーマ・覚えること)
出典:情報セキュリティマネジメント試験 サンプル問題 科目A 問17