2026年5月 第31問|税の体系と所得税の仕組み
所得税の基本的な仕組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:4 所得税額の計算上、課税総所得金額に乗じる税率には、課税総所得金額が大きくなるにつれて段階的に税率が高くなる超過累進税率が採用されている。
ポイント
所得税の基本的な仕組みについて、最も適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
税率の定め方は、金額に関係なく一律か、金額が大きいほど高くなるかの違いです。所得が大きくなると税率が段階的に上がる仕組みかを見ます。
- 所得税では、課税総所得金額が大きくなるにつれて税率が段階的に高くなる超過累進税率が採用されています。最低5%から最高45%までです。
- 4)は、この内容と同じです。したがって、最も適切なのは 4 です。
ほかの選択肢
- 1 納税義務者を日本国籍の個人と国内に本社・本店を有する法人に限っている所が違います。国籍ではなく、居住の状況で居住者と非居住者に区分されます。
- 2 納税地を住所地に限っている所が違います。国内に住所がある場合、納税地は原則として住所地ですが、居所地や事業所の所在地を納税地とすることもできます。
- 3 未収入の金額を控除するとしている所が違います。収入金額には、収入すべきことが確定した金額を計上し、まだ受け取っていない金額も含めます。
覚えておくこと
- 税率:課税総所得金額が大きいほど税率が高い超過累進税率。最低5%、最高45%
- 納税地:原則は住所地。居所地や事業所等の所在地を選ぶこともできる
- 収入金額:その年に収入すべきことが確定した金額。まだ受け取っていない金額も含めて計上する
(テーマ・覚えること)
数字の出どころ:所得税の速算表 税率5%の区分・所得税の速算表 税率45%の区分
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験 2026年5月 第31問