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オフィスソフトの使い方(表計算の絶対参照・ピボットテーブル・差込み印刷)

今の制度の過去問(3回分)では、表計算ソフトの式の問題が2問、オフィスツールの選択が1問、合わせて3問出ています。

シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『4-13-2 オフィスツール』

最終更新

よく出る形

  • 表計算ソフトの式を複写したときの結果や、複写する式を選ぶ(3回分で2問)
  • 仕事の課題に合うオフィスツールを選ぶ(3回分で1問)
  • 問われるとしたら:事例で、差込み印刷など文書作成ソフトの機能を選ぶ形
  • 問われるとしたら:ピボットテーブルなど、表計算ソフトの機能の説明を選ぶ形
  • 問われるとしたら:プレゼンテーションソフトの使い方の記述の不適切を選ぶ形

覚えること

  • 表計算ソフト:表の形で数値を入力し、式や関数で計算・集計し、グラフにするソフト
  • 相対参照:式を複写すると、参照するセルが、複写先に合わせてずれる指定
  • 絶対参照:式を複写しても、参照するセルが変わらない指定($ を付ける)
  • 複合参照:行だけ、または列だけを固定する指定(B$1 は 1 行目を固定)
  • IF 関数:条件が成り立つ時と成り立たない時で、返す値を切り替える
  • 2進数の足し算:桁の合計が 2 なら 0 を書いて繰り上げ、3 なら 1 を書いて繰り上げる
  • ピボットテーブル:元のデータを項目で分類し、行と列を組み合わせた集計表にまとめる機能
  • 差込み印刷:宛名などの一覧のデータを、文書の決まった位置に入れて印刷する機能
  • インデント:段落の行頭の位置を、字下げしてずらす機能
  • 均等割付:指定した幅に、文字を等しい間隔で配置する機能
  • プレゼンテーションソフト:スライドを作って説明に使い、順序は後から変えられるソフト
  • テンプレート:色や文字の配置など、体裁を決めておいたスライドや文書のひな形
  • 参考:今のシラバスの表計算ソフトにはピボットデータ表があるが、絶対参照・差込み印刷は用語例にない

数字と計算

  • 例:D2 の式 B2*$F$1 を D3 に複写すると、D3 は B3*$F$1 になる($F$1 は動かない)

ひっかけ

  • $ の位置:B$1 は行を固定、$B1 は列を固定
  • ピボットテーブルは集計表を作る機能で、元のデータは書き換わらない
  • インデントは字下げ、均等割付は幅に合わせた文字の等間隔の配置

想定問題

4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。

想定問題 1四肢択一

セル C4 に表示される値はどれか。

表計算ソフトのワークシートがある。セル C2 に式 A2*B$1 を入力し、セル C3、C4 に複写した。
ABC
175
242
361
428

正解:イ 10

ポイント

式を複写したとき、$ の付いた参照と付かない参照が、どうずれるかを問う問題です。

考え方と解き方

B$1 の $ は、行を固定する印です。固定の向きを列と読み違えたり、複写前の値をそのまま写したりすると、別の値になります。

  1. C2 の式 A2*B$1 を C4 に複写すると、$ のない A2 は A4 に変わり、行を固定した B$1 は B$1 のままです。
  2. C4 の式は A4*B$1 で、2×5=10 です。したがって、適切なのは イ です。

ほかの選択肢

  • ア B$1 が B3 にずれたと考えた値で、A4×B3=2×1=2 です。行は固定されています。
  • ウ 複写前の C2 の値で、A2×B$1=4×5=20 です。C4 では A2 が A4 に変わります。
  • エ C3 の値で、A3×B$1=6×5=30 です。C4 は C2 から 2 行下なので、A4 になります。

覚えておくこと

  • 相対参照:式を複写すると、参照するセルが、複写先に合わせてずれる指定
  • 複合参照:行だけ、または列だけを固定する指定(B$1 は 1 行目を固定)

(テーマ・覚えること)

想定問題 2四肢択一

文書作成ソフトで使う機能として、最も適切なものはどれか。

A 社の総務部では、会員 300 人に送る案内状を、本文は同じにして、宛名と住所だけを会員ごとに変えて印刷する。会員の宛名と住所は、表計算ソフトの一覧にまとめてある。

正解:ア 差込み印刷

ポイント

宛名のように一覧にまとまったデータを文書に入れて印刷する機能を、事例から選ぶ問題です。

考え方と解き方

どれも文書作成ソフトの機能で、文字の位置や体裁を整える機能も多くあります。一覧のデータを入れる場面なのに、体裁の機能を選ぶと外れます。

  1. 事例では、本文は共通で、宛名と住所は一覧にまとまっています。
  2. 一覧のデータを、文書の決まった位置に入れて印刷する機能は、差込み印刷です。したがって、最も適切なのは ア です。

ほかの選択肢

  • イ インデントは、段落の行頭の位置を字下げしてずらす機能で、データを入れる機能ではありません。
  • ウ 均等割付は、指定した幅に文字を等しい間隔で配置する機能で、データを入れる機能ではありません。
  • エ ヘッダー/フッターは、各ページの上下の余白に同じ内容を表示する機能で、会員ごとに内容を変える機能ではありません。

覚えておくこと

  • 差込み印刷:宛名などの一覧のデータを、文書の決まった位置に入れて印刷する機能
  • インデント:段落の行頭の位置を、字下げしてずらす機能
  • 均等割付:指定した幅に、文字を等しい間隔で配置する機能

(テーマ・覚えること)

想定問題 3四肢択一

表計算ソフトのピボットテーブルに該当するものはどれか。

正解:ウ 元のデータを項目ごとに分類し、行と列を組み合わせた集計表にまとめる機能

ポイント

ピボットテーブルがどんな機能かを、表計算ソフトのほかの機能と区別する問題です。

考え方と解き方

絞り込みや並べかえも、表を見やすくする機能なので、同じ仲間に見えます。行と列を組み合わせて集計する点を落とすと、それらを選びます。

  1. ピボットテーブルは、元のデータを項目ごとに分類して、行と列を組み合わせた集計表にまとめる機能です。
  2. したがって、該当するのは ウ です。

ほかの選択肢

  • ア 絞り込み(フィルター)の説明です。行を隠すだけで、集計表は作りません。
  • イ 並べかえ(ソート)の説明です。行の順序を変えるだけで、集計表は作りません。
  • エ 条件付き書式の説明です。セルの見た目を変えるだけで、集計表は作りません。

覚えておくこと

  • ピボットテーブル:元のデータを項目で分類し、行と列を組み合わせた集計表にまとめる機能

(テーマ・覚えること)

想定問題 4四肢択一

プレゼンテーションソフトの使い方に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

正解:エ スライドを作成したあとは、スライドの順序を入れかえられず、作り直す必要がある。

ポイント

プレゼンテーションソフトの使い方のうち、不適切な記述を選ぶ問題です。

考え方と解き方

三つが適切なので、不適切な一つを探す問題です。「できない」「作り直す必要がある」と言い切る記述は、実際の機能と合うかを確かめます。

  1. スライドの順序は、作成したあとでも入れかえられます。
  2. エ は、順序を入れかえられず作り直すとしていて、食いちがいます。したがって、最も不適切なのは エ です。正しくは、スライドの順序は、作成したあとでも入れかえられます。

ほかの選択肢

  • ア 適切です。テンプレートは体裁を決めておいたひな形で、色や配置をそろえたスライドを効率よく作れます。
  • イ 適切です。表や図を入れると、文字だけでは伝えにくい内容を、見て分かるように示せます。
  • ウ 適切です。スライドは、画面に映して説明に使うほか、印刷して資料にもできます。

覚えておくこと

  • プレゼンテーションソフト:スライドを作って説明に使い、順序は後から変えられるソフト
  • テンプレート:色や文字の配置など、体裁を決めておいたスライドや文書のひな形

(テーマ・覚えること)

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