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グループウェアとコミュニケーションツール(チャット・オンライン会議・CMS)

今の制度の過去問(3回分)には出ていませんが、新しいシラバス案(Ver.0.1)にある項目です。問われるとしたらの形でまとめています。

シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『4-13-2 組織のデジタル環境』

最終更新

よく出る形

  • 問われるとしたら:事例で、予定の共有やタスク管理(作業の担当と期限の管理)など、使う機能を選ぶ形
  • 問われるとしたら:CMS(Web サイトの管理の仕組み)など、システムの説明を選ぶ形
  • 問われるとしたら:チャットやファイル共有などの記述の不適切を選ぶ形
  • 問われるとしたら:オンライン会議(映像と音声の会議)やワークフロー(申請・承認の電子化)の a〜c の組合せの形

覚えること

  • デジタルワークプレイス:場所を選ばず働けるよう、IT ツールで整えた仕事の環境
  • コミュニケーションツール:チャット、SNS、電子掲示板、ブログなど、連絡や交流に使うツール
  • チャット:複数の人と同時に、文字などで会話できる仕組み
  • SNS:利用者どうしがつながり、投稿や交流ができるサービス
  • 電子掲示板:書き込みを残し、参加者があとから読み返せる仕組み
  • ブログ:インターネット上で公開される、日記形式のホームページ
  • グループウェア:組織やグループの作業と情報共有を支える、ソフトウェアの総称
  • ファイル共有:ネットワークで、一つのファイルを複数のコンピュータで利用できること
  • タスク管理:作業ごとの担当者と期限を一覧にし、進み具合を共有する機能
  • スケジュール共有:各自の予定を互いに見られるようにし、日程調整に使う機能
  • オンライン会議システム:離れた場所の人を、映像と音声でつないで会議を行うシステム
  • ワークフローシステム:申請から承認までを、決めた順序で電子的に回すシステム
  • コンテンツ管理システム(CMS):専門知識が少なくても、Web サイトを作成・更新できるシステム
  • 参考:今のシラバスでは、グループウェアやオフィスツールは、業務効率化の方法として出てくる

ひっかけ

  • 予定を合わせるのはスケジュール共有、作業の担当と期限はタスク管理
  • チャットはその場の会話向き、電子掲示板は書き込みを残して読み返す向き
  • CMS は Web サイトの更新の仕組みで、申請の承認はワークフローシステム

想定問題

4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。

想定問題 1四肢択一

A 社が使う機能として、最も適切なものはどれか。

A 社の営業部では、外出が多いメンバーがいつ社内にいるのかが分からず、会議の日程を決めるたびに、メンバー全員に個別に連絡している。連絡の手間を減らして、全員が出られる時間帯をすぐに見つけられるようにしたい。

正解:イ 各自が登録した予定を重ねて表示して、メンバーの空き具合を確かめられるようにする機能

ポイント

チームで使うデジタルツールのうち、予定を共有する機能を事例から選ぶ問題です。

考え方と解き方

どの機能も、メンバーで情報を共有する点は同じです。共有する物が予定か、作業か、書類か、ファイルかを取りちがえると誤ります。

  1. A 社が共有したいのは、メンバーがいつ空いているかという、各自の予定です。
  2. 各自の予定を互いに見られるようにする機能は、スケジュール共有です。したがって、最も適切なのは イ です。

ほかの選択肢

  • ア タスク管理の機能で、共有するのは作業の担当者と期限です。メンバーの空き時間を見つける機能ではありません。
  • ウ ワークフローシステムの機能で、申請から承認までの流れを回します。日時を見つけるための機能ではありません。
  • エ ファイル共有の機能で、同じファイルを複数人で使います。メンバーの予定を調べる機能ではありません。

覚えておくこと

  • スケジュール共有:各自の予定を互いに見られるようにし、日程調整に使う機能
  • タスク管理:作業ごとの担当者と期限を一覧にし、進み具合を共有する機能

(テーマ・覚えること)

想定問題 2四肢択一

コンテンツ管理システム(CMS)に該当するものはどれか。

正解:エ 専門知識が少なくても、Web サイトの文章や画像を作成し、更新できるシステム

ポイント

コンテンツ管理システム(CMS)がどんなシステムかを、ほかのデジタルツールと区別する問題です。

考え方と解き方

どれも組織で使うシステムですが、扱う対象が違います。会議や会話の道具、承認の流れの道具と取りちがえるのが、典型的な間違い方です。

  1. CMS が扱うのは、Web サイトの文章や画像などの中身(コンテンツ)です。
  2. その作成と更新を、専門知識が少なくても進められるシステムが CMS です。したがって、該当するのは エ です。

ほかの選択肢

  • ア オンライン会議システムの説明です。扱うのは Web サイトの中身ではなく、離れた人どうしの会議です。
  • イ チャットの説明です。扱うのは Web サイトの中身ではなく、人どうしの会話です。
  • ウ ワークフローシステムの説明です。扱うのは Web サイトの中身ではなく、申請と承認の流れです。

覚えておくこと

  • コンテンツ管理システム(CMS):専門知識が少なくても、Web サイトを作成・更新できるシステム
  • ワークフローシステム:申請から承認までを、決めた順序で電子的に回すシステム

(テーマ・覚えること)

想定問題 3四肢択一

コミュニケーションツールとグループウェアに関する記述として、最も不適切なものはどれか。

正解:ウ ファイル共有は、ネットワークを使わずに、一台のコンピュータの中だけで使う方法である。

ポイント

チャット、ブログ、ファイル共有、電子掲示板の説明のうち、不適切な物を選ぶ問題です。

考え方と解き方

三つが適切なので、不適切な一つを探す問題です。「共有」という名前の意味を落とすと、一台で使う方法という説明も、もっともらしく見えます。

  1. ファイル共有は、ネットワークを通じて、一つのファイルを複数のコンピュータで利用できるようにすることです。
  2. ウは、ネットワークを使わず、一台の中だけで使う方法としていて、食いちがいます。したがって、最も不適切なのは ウ です。正しくは、ファイル共有は、ネットワークを通じて、一つのファイルを複数のコンピュータで利用できるようにすることです。

ほかの選択肢

  • ア 適切です。チャットは、複数の人と同時に、文字などで会話できる仕組みです。
  • イ 適切です。ブログは、インターネット上で公開される、日記形式のホームページです。
  • エ 適切です。電子掲示板は、書き込みを残して、参加者があとから読み返せる仕組みです。

覚えておくこと

  • ファイル共有:ネットワークで、一つのファイルを複数のコンピュータで利用できること
  • チャット:複数の人と同時に、文字などで会話できる仕組み
  • ブログ:インターネット上で公開される、日記形式のホームページ

(テーマ・覚えること)

想定問題 4四肢択一

これらのツールに関する記述として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

A 社は、社員どうしの情報共有を進めるために、新しいツールの導入を検討している。
  • a グループウェアを導入すると、電子メールや電子掲示板、スケジューラなどの機能を、まとめて使える。
  • b SNS のように、利用者どうしがつながって投稿を見せ合うサービスは、社員どうしの交流にも使える。
  • c 社内で SNS を使うときは、書き込みは全て社外に公開され、社員だけに限る設定はできない。

正解:ア a、b

ポイント

グループウェアと SNS について、導入に関する記述を a〜c で判定する問題です。

考え方と解き方

一つのツールの名前に、極端な言い切りを足した文を、適切と読んでしまわないかが分かれ目です。「全て」「できない」と言い切る文は、実際の使い方と合うかを確かめます。

  1. a は適切です。グループウェアは、電子メール、電子掲示板、スケジューラなどを備えた、情報共有のためのソフトウェアの総称です。
  2. b は適切です。SNS は、利用者どうしがつながって投稿や交流ができるサービスで、社員どうしの交流にも使えます。
  3. c は不適切です。SNS は、公開の範囲を限って使うこともできるので、社員だけに限る設定はできないとは言えません。
  4. したがって、適切なのは a、b で、ア です。

ほかの選択肢

  • イ c も適切としていますが、公開の範囲を限れるので、c は不適切です。
  • ウ a が適切なのに入っておらず、不適切な c が入っています。
  • エ a、b が適切なのに入っておらず、不適切な c だけになっています。

覚えておくこと

  • グループウェア:組織やグループの作業と情報共有を支える、ソフトウェアの総称
  • SNS:利用者どうしがつながり、投稿や交流ができるサービス

(テーマ・覚えること)

1問ずつの画面で解く(4問)

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