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情報デザインとUI(ユーザビリティ・アクセシビリティ)

今の制度の過去問(3回分)では、デザインの原則、アクセシビリティ、シグニファイアが、合わせて3問出ています。

シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『4-19-1 情報デザインの概要』

最終更新

よく出る形

  • デザインの四つの原則の、空欄に入る語を選ぶ(3回分で1問)
  • アクセシビリティ(誰もが使える度合い)の説明を選ぶ(3回分で1問)
  • シグニファイア(行動を促す手掛かり)の用語を選ぶ(3回分で1問)
  • 問われるとしたら:事例で、見た目を整える原則を選ぶ形
  • 問われるとしたら:UI(人と機器の接点)・ユーザビリティ(使いやすさ)などの記述で、不適切な物を選ぶ形
  • 問われるとしたら:画面の配慮の a〜c の組合せの形
  • 問われるとしたら:指の操作(ピンチなど)の名前を選ぶ形

覚えること

  • デザインの四つの原則:近接、整列、反復、対比
  • 近接:互いに関連する要素は近づけてグループにする
  • 整列:要素を意図したルールに基づき配置する
  • 反復:要素ごとにデザインルールを繰り返す
  • 対比:要素ごとの大小や強弱などの違いを明確にする
  • LATCH の法則:情報を位置、アルファベット順、時間、分野、階層で整理する考え方
  • インフォグラフィック:複雑な内容を、図や記号で視覚的に伝える表現
  • ヒューマンインタフェース:人とシステムの接点となるインタフェース
  • ユーザーインタフェース(UI):人と機器やソフトウェアの間で、情報をやり取りする接点
  • ユーザビリティ:特定の利用者が、特定の目標を、有効さ、効率、満足度をもって達成できること
  • アクセシビリティ:年齢や障害の有無などにかかわらず、情報や機能を支障なく利用できること
  • アクセシビリティへの配慮の例:画像の代替の文字情報、色だけに頼らない伝え方
  • ユーザビリティへの配慮の例:同じ操作は、画面が変わっても同じ位置・同じ名前にする
  • シグニファイア:人の適切な行動を誘発する、知覚可能な手掛かり
  • ジェスチャー操作:タップは軽く触れて離す、ロングプレスは触れ続ける、スワイプはなぞる
  • ピンチ:2本の指の間隔を広げたり狭めたりして、表示を拡大・縮小する操作
  • 参考:今のシラバスの用語例にある「シグニファイア」は、案の用語例にない

ひっかけ

  • アクセシビリティは「だれでも使えるか」、ユーザビリティは「目標を達成しやすいか」
  • 整列は位置をそろえる、反復は書式をそろえる

想定問題

4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。

想定問題 1四肢択一

A 社が行う対応として、最も適切なものはどれか。

A 社は、利用案内の資料を作っている。同じ段階の見出しなのに、文字の大きさや色が項目ごとにまちまちで、読み手が見出しの扱いを見分けにくいと指摘された。

正解:ウ 見出しの書式のルールを一つ決めて、どの項目でも、そのルールを繰り返し使う。

ポイント

見出しの書式がまちまちな資料を直すには、デザインの四つの原則のどれを使うかを、事例から選ぶ問題です。

考え方と解き方

位置のばらつきと書式のばらつきを一緒に考えると、配置をそろえるイを選んでしまいます。直したいのが位置なのか書式なのかを、先に見分けます。

  1. 問題は、同じ段階の見出しなのに、大きさや色などの書式がまちまちなことです。
  2. 書式のルールを要素ごとに繰り返す反復で、全ての見出しに同じ書式を使うと、扱いがそろって伝わります。
  3. したがって、最も適切なのは ウ です。

ほかの選択肢

  • ア 近接は、関連する要素を近づけてグループにする原則で、書式のばらつきは直せません。
  • イ 整列は、要素を意図したルールに基づき配置する原則で、直せるのは位置のばらつきです。書式のばらつきは直りません。
  • エ 対比は、大小や強弱などの違いを明確にする原則で、重要な見出しを目立たせます。種類ごとの書式をそろえる働きではありません。

覚えておくこと

  • デザインの四つの原則:近接、整列、反復、対比
  • 反復:要素ごとにデザインルールを繰り返す

(テーマ・覚えること)

想定問題 2四肢択一

情報デザインやインタフェースに関する記述として、最も不適切なものはどれか。

正解:イ インフォグラフィックは、複雑な内容を、文字だけを使って順序立てて伝える表現の方法である。

ポイント

情報デザインやインタフェースの用語の説明のうち、不適切なものを選ぶ問題です。

考え方と解き方

用語の説明の一部だけを入れかえた文が、並んでいます。インフォグラフィックを、文章中心の資料と見ると、適切な文として読んでしまいます。

  1. インフォグラフィックは、図や記号を使って、複雑な内容を視覚的に伝える表現です。
  2. イは、文字だけを使うとしている点が合いません。
  3. 最も不適切なのは イ です。正しくは、図や記号を使って視覚的に伝える表現です。

ほかの選択肢

  • ア 適切です。ユーザーインタフェースは、人と機器やソフトウェアの接点です。
  • ウ 適切です。ユーザビリティは、目標を、有効さ、効率、満足度をもって達成できることです。
  • エ 適切です。アクセシビリティは、年齢や障害の有無などにかかわらず、支障なく利用できることです。

覚えておくこと

  • インフォグラフィック:複雑な内容を、図や記号で視覚的に伝える表現
  • ユーザーインタフェース(UI):人と機器やソフトウェアの間で、情報をやり取りする接点
  • ユーザビリティ:特定の利用者が、特定の目標を、有効さ、効率、満足度をもって達成できること

(テーマ・覚えること)

想定問題 3四肢択一

これらの配慮として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

A 社は、利用者向けの Web ページを作るにあたり、アクセシビリティとユーザビリティに配慮した設計を検討している。
  • a 画像に代替の文字情報を付けて、画像が見えなくても内容が分かるようにする。
  • b 状態の違いを色だけで示さず、文字や形も使って、色を見分けにくい人にも伝わるようにする。
  • c 同じ操作のボタンの位置や名前を、画面ごとに変えて、利用者に新鮮に感じてもらう。

正解:ア a、b

ポイント

Web ページの配慮のうち、適切なものを a〜c で判定する問題です。

考え方と解き方

c を、利用者を飽きさせない工夫と読むと、イを選んでしまいます。使う人の側から見ると、操作の位置や名前が画面ごとに変わることは、迷う原因です。

  1. a は適切です。代替の文字情報があると、画像が見えなくても内容が分かります。
  2. b は適切です。色だけに頼らないと、色を見分けにくい人にも状態が伝わります。
  3. c は不適切です。同じ操作は、画面が変わっても同じ位置・同じ名前にそろえると、迷わず使えます。
  4. したがって、適切なのは a、b で、ア です。

ほかの選択肢

  • イ c も適切としていますが、c は不適切です。
  • ウ a も適切なのに入っておらず、不適切な c が入っています。
  • エ a、b が適切なのに入っておらず、不適切な c だけになっています。

覚えておくこと

  • アクセシビリティへの配慮の例:画像の代替の文字情報、色だけに頼らない伝え方
  • ユーザビリティへの配慮の例:同じ操作は、画面が変わっても同じ位置・同じ名前にする

(テーマ・覚えること)

想定問題 4四肢択一

2本の指で画面に触れたまま、指の間隔を広げたり狭めたりして、表示を拡大・縮小する操作はどれか。

正解:エ ピンチ

ポイント

指の動きによる操作の名前を、操作の形から選ぶ問題です。

考え方と解き方

1本の指でなぞる動きと混ぜると、スワイプを選んでしまいます。指の本数と、間隔が変わるかどうかを見ます。

  1. 問いの操作は、2本の指で画面に触れたまま、指の間隔を広げたり狭めたりする動きです。
  2. この動きで表示を拡大・縮小する操作を、ピンチといいます。
  3. したがって、該当するのは エ です。

ほかの選択肢

  • ア タップは、画面に軽く触れてすぐ離す操作です。
  • イ スワイプは、触れたまま画面上をなぞる操作で、指の間隔は変えません。
  • ウ ロングプレスは、画面の同じ位置に触れ続ける操作です。

覚えておくこと

  • ジェスチャー操作:タップは軽く触れて離す、ロングプレスは触れ続ける、スワイプはなぞる
  • ピンチ:2本の指の間隔を広げたり狭めたりして、表示を拡大・縮小する操作

(テーマ・覚えること)

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