分野 B|リスク管理 よく出る
少額短期保険
過去の公開問題では、少額短期保険の上限・税の扱い・保護機構を問う問題が、5回分で2問出ています。
最終更新
よく出る形
- 少額短期保険の記述から、最も適切なものを選ぶ(5回分で2問)。保険金額・保険期間の上限、税、保護機構が並ぶ
覚えること
- 少額短期保険は、保険金額が小さく、保険期間が短い保険で、少額短期保険業者が引き受ける
- 保険期間の上限:生命保険・傷害疾病保険は1年出どころ、損害保険は2年出どころ
- 保険金額の合計の上限:被保険者1人あたり1,000万円出どころ(低発生率保険を除く)
- 保険金額の上限:疾病による死亡・重度障害は300万円出どころ
- 保険金額の上限:疾病・傷害による入院給付金等は80万円出どころ、損害保険は1,000万円出どころ
- 少額短期保険業者が年間に受け取る保険料の総額は、50億円出どころが上限
- 税:保険料は、所得税の生命保険料控除・地震保険料控除の対象にならない
- 保護:生命保険契約者保護機構・損害保険契約者保護機構の補償の対象にならない
ひっかけ
想定問題
4問(四答択一式)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。
少額短期保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
正解:4 少額短期保険の保険期間は、生命保険、傷害疾病保険および損害保険のいずれも1年が上限である。
ポイント
少額短期保険の税の扱い、保護機構、保険金額、保険期間のうち、誤りのある記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
少額短期保険を通常の保険と同じ扱いと思いこむと間違えます。税と保護機構は対象外、上限は種類ごとに決まります。保険期間は損害保険だけ長いので、そろえて覚えてしまうのが間違えどころです。
- 少額短期保険の保険期間の上限は、生命保険・傷害疾病保険が1年、損害保険が2年です。
- 4)は、損害保険も1年としているので、不適切です。したがって、最も不適切なのは 4 です。正しくは、損害保険の保険期間の上限は2年、です。
ほかの選択肢
- 1 少額短期保険の保険料は、生命保険料控除・地震保険料控除の対象になりません。説明のとおりなので、適切です。
- 2 少額短期保険業者の保険契約は、生命保険契約者保護機構・損害保険契約者保護機構の補償の対象になりません。適切です。
- 3 被保険者1人あたりの保険金額の合計は、1,000万円が上限で、低発生率保険は合計の対象外です。適切です。
覚えておくこと
- 税:保険料は、所得税の生命保険料控除・地震保険料控除の対象にならない
- 保護:生命保険契約者保護機構・損害保険契約者保護機構の補償の対象にならない
- 保険期間の上限:生命保険・傷害疾病保険は1年、損害保険は2年
(テーマ・覚えること)
数字の出どころ:少額短期保険の保険期間の上限(生命保険・医療保険)・少額短期保険の保険期間の上限(損害保険)・少額短期保険の被保険者1人あたりの保険金額の合計上限
少額短期保険の保険金額の上限に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:1 疾病・傷害による入院給付金等の保険金額の上限は、80万円である。
ポイント
種類ごとに決まっている保険金額の上限を、取りちがえずに選ぶ問題です。
考え方と解き方
上限の額は、死亡・入院・損害の種類ごとに違います。額だけを覚えていると、どの種類の額かを取りちがえます。
- 保険金額の上限は、疾病による死亡・重度障害が300万円、疾病・傷害による入院給付金等が80万円、損害保険が1,000万円です。被保険者1人あたりの合計は、低発生率保険を除き1,000万円です。
- 1)は、入院給付金等を80万円としているので、適切です。したがって、最も適切なのは 1 です。
ほかの選択肢
- 2 損害保険の上限は1,000万円です。300万円は、疾病による死亡・重度障害の上限です。
- 3 疾病による死亡・重度障害の上限は300万円です。80万円は、入院給付金等の上限です。
- 4 合計額の上限は、300万円ではなく1,000万円です。300万円は、疾病による死亡・重度障害の上限です。
覚えておくこと
- 保険金額の合計の上限:被保険者1人あたり1,000万円(低発生率保険を除く)
- 保険金額の上限:疾病・傷害による入院給付金等は80万円、損害保険は1,000万円
(テーマ・覚えること)
数字の出どころ:少額短期保険の保険金額の上限(疾病・傷害による入院給付金等)・少額短期保険の保険金額の上限(疾病による死亡・重度障害)・少額短期保険の保険金額の上限(損害保険)・少額短期保険の被保険者1人あたりの保険金額の合計上限
少額短期保険の保険期間の上限に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
正解:3 (ア)1年、(イ)2年
ポイント
種類ごとに違う保険期間の上限を問う問題です。
考え方と解き方
生命保険系より損害保険の上限のほうが長い、という向きを覚えておくと迷いません。
- 保険期間の上限は、生命保険・傷害疾病保険が1年、損害保険が2年です。
- したがって、最も適切なのは 3 (ア)1年、(イ)2年 です。
ほかの選択肢
- 1 (ア)と(イ)が入れかわっています。生命保険・傷害疾病保険が1年、損害保険が2年です。
- 2 (イ)が違います。損害保険の上限は、1年ではなく2年です。(ア)は合っています。
- 4 (ア)が違います。生命保険・傷害疾病保険の上限は、2年ではなく1年です。(イ)は合っています。
覚えておくこと
- 保険期間の上限:生命保険・傷害疾病保険は1年、損害保険は2年
(テーマ・覚えること)
少額短期保険の仕組みと上限に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
正解:1 疾病による死亡・重度障害の保険金額の上限は、1,000万円である。
ポイント
保険金額・保険期間・事業者の上限のうち、額を取りちがえた記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
上限の額は保険の種類ごとに違います。損害保険の額を死亡保障の額と取りちがえると、1,000万円の記述を適切と思ってしまいます。
- 疾病による死亡・重度障害の保険金額の上限は、300万円です。1,000万円は、損害保険の上限です。
- 1)は、死亡・重度障害の上限を1,000万円としているので、不適切です。したがって、最も不適切なのは 1 です。正しくは、疾病による死亡・重度障害の保険金額の上限は、300万円、です。
ほかの選択肢
- 2 少額短期保険は、保険金額が小さく、保険期間が短い保険で、少額短期保険業者が引き受けます。適切です。
- 3 少額短期保険業者が年間に受け取る保険料の総額は、50億円が上限です。適切です。
- 4 低発生率保険は、被保険者1人あたりの保険金額の合計額の上限の対象外です。適切です。
覚えておくこと
- 保険金額の上限:疾病による死亡・重度障害は300万円
- 少額短期保険は、保険金額が小さく、保険期間が短い保険で、少額短期保険業者が引き受ける
- 少額短期保険業者が年間に受け取る保険料の総額は、50億円が上限
(テーマ・覚えること)
数字の出どころ:少額短期保険業者の年間収受保険料の上限・少額短期保険の保険金額の上限(疾病による死亡・重度障害)・少額短期保険の保険金額の上限(損害保険)
このテーマの公開問題
公開問題を解く(2問)この本文の数字の出どころ
- 少額短期保険業者の年間収受保険料の上限 50億円
- 少額短期保険の保険金額の上限(疾病・傷害による入院給付金等) 80万円
- 少額短期保険の保険期間の上限(生命保険・医療保険) 1年
- 少額短期保険の保険期間の上限(損害保険) 2年
- 少額短期保険の保険金額の上限(疾病による死亡・重度障害) 300万円
- 少額短期保険の保険金額の上限(損害保険) 1,000万円
- 少額短期保険の被保険者1人あたりの保険金額の合計上限 1,000万円
同じ分野のテーマ(リスク管理)
- リスク管理と必要保障額過去の公開問題では、家庭のリスク管理で保険の目的と種類の合う使い方を問う問題が、5回分で1問出ています。
- 契約者保護と保険契約のルール過去の公開問題では、損害保険の基本原則を問う問題と、保険法・保険業法を問う問題が、5回分で1問ずつ出ています。
- 保険料のしくみ過去の公開問題では、生命保険の保険料の仕組みを問う問題が、5回分で2問出ています。
- 生命保険の種類過去の公開問題では、生命保険の商品性を4つの記述から選ぶ問題が、5回分で4問出ています。
- 契約の変更と特約過去の公開問題では、5回分にはまだ出ていませんが、出題範囲にある論点をまとめています。
- 個人年金保険・変額保険・外貨建保険過去の公開問題では、個人年金保険の商品性を4つの記述から選ぶ問題が、5回分で3問出ています。
- 医療保険・がん保険・先進医療・特約過去の公開問題では、第三分野の保険の商品性を4つの記述から選ぶ問題が、5回分で5問出ています。
- 生命保険料控除過去の公開問題では、生命保険料控除の対象になる保険料を選ぶ問題が3問、控除額を求める計算問題が1問、5回分で合わせて4問出ています。
- 保険金・給付金と税金過去の公開問題では、生命保険の税金を問う問題が4問、損害保険の税金を問う問題が2問、5回分で合わせて6問出ています。
- 法人契約の保険料の経理処理過去の公開問題では、法人契約の生命保険の保険料の経理処理を問う問題が4問、損害保険の経理処理を問う問題が2問、5回分で合わせて6問出ています。
- 団体保険と法人の福利厚生過去の公開問題では、総合福祉団体定期保険・団体定期保険の商品性を問う問題が2問、福利厚生の目的に合う保険を選ぶ問題が2問、5回分で合わせて4問出ています。
- 火災保険と地震保険過去の公開問題では、地震保険や火災保険の商品性を問う問題が、5回分で4問出ています。
- 自動車保険と自賠責過去の公開問題では、任意加入の自動車保険の補償を問う問題が3問、自賠責保険を問う問題が1問、5回分で合わせて4問出ています。
- 傷害保険と賠償責任保険過去の公開問題では、傷害保険の商品性が1問、事業活動のリスクに合う損害保険が2問、5回分で合わせて3問出ています。