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色の表し方と解像度(RGB・CMYK・dpi)
今の制度の過去問(3回分)には出ていませんが、新しいシラバス案(Ver.0.1)にある項目です。問われるとしたらの形でまとめています。
シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『4-19-2 視覚的表現』
最終更新
よく出る形
- 問われるとしたら:色の三属性のうち、鮮やかさを表す物を選ぶ形
- 問われるとしたら:RGB・CMY・CMYK の記述の a〜c の組合せの形
- 問われるとしたら:解像度と画素数から画像のデータ量を求める計算の形
- 問われるとしたら:解像度(dpi・ppi)や画素の記述で、不適切な物を選ぶ形
覚えること
- 色の三属性:色相(色合い)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)
- 光の三原色(RGB):赤、緑、青の光。ディスプレイの色の表現に使う
- 加法混色:光を混ぜる方法。混ぜるほど明るく、3色を同じ強さで混ぜると白
- 色の三原色(CMY):シアン、マゼンタ、イエロー。印刷のインクなどの色材
- 減法混色:色材を重ねる方法。重ねるほど暗くなる
- CMYK:CMY に黒(K)を加えた4色。印刷で使う
- 画素(ピクセル):画像を構成する、色をもつ最小の点
- 解像度:1インチ当たりの画素(ドット)の数。単位は dpi や ppi で、値が大きいほど細かい
- 画素数と大きさ:同じ大きさで画素数を増やすと細かく、同じ画素数を大きく表示すると粗く見える
- 総画素数:横の画素数×縦の画素数。横の画素数=横の長さ(インチ)×解像度
- 画像データ量(非圧縮):総画素数×1画素のバイト数(24ビット=3バイト)
数字と計算
- 例:横1,200画素の画像を300dpi で印刷すると、横の長さは1,200÷300=4インチ
ひっかけ
- RGB を混ぜると明るく白に、CMY を重ねると暗くなる
- CMYK の K は、青ではなく黒
想定問題
4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。
色の鮮やかさの度合いを表すものはどれか。
正解:イ 彩度
ポイント
色の表し方に使う言葉のうち、鮮やかさを表す物を選ぶ問題です。
考え方と解き方
明るさと鮮やかさは、どちらも色の「強さ」のように感じられ、ウを選びがちです。同じ色合いで、くすんで見えるのか、暗く見えるのかを分けて考えます。
- 色の三属性は、色相(色合い)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)の三つです。
- 鮮やかさの度合いを表すのは彩度で、くすんだ色ほど値が小さくなります。
- したがって、該当するのは イ です。
ほかの選択肢
- ア 色相は、赤や青といった色合いの違いを表します。
- ウ 明度は、色の明るさの度合いを表します。
- エ 色温度は、光の色味を温度の数値で表したもので、色の三属性ではありません。
覚えておくこと
- 色の三属性:色相(色合い)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)
(テーマ・覚えること)
これらの記述として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a ディスプレイは、赤、緑、青の光を同じ強さで全て混ぜると、黒に見える色を作る。
- b 印刷では、シアン、マゼンタ、イエローのインクを重ねるほど、明るい色になる。
- c CMYK は、シアン、マゼンタ、イエローの3色に、黒を加えた4色である。
正解:エ c
ポイント
RGB・CMY・CMYK の記述を、a〜c で判定する問題です。
考え方と解き方
光とインクでは、混ぜた結果が逆になります。光を混ぜる場合の結果と、色材を重ねる場合の結果を入れかえると、a と b を適切にしてしまいます。
- a は不適切です。赤、緑、青の光を同じ強さで混ぜると、白になります。
- b は不適切です。インクなどの色材は、重ねるほど暗くなります。
- c は適切です。CMYK は、CMY に黒(K)を加えた4色です。
- したがって、適切なのは c だけで、エ です。
ほかの選択肢
- ア a も b も不適切で、適切な c が入っていません。
- イ a と b が不適切なので、全てを適切とはできません。
- ウ 不適切な b が入っています。b は、重ねるほど暗くなります。
覚えておくこと
- 加法混色:光を混ぜる方法。混ぜるほど明るく、3色を同じ強さで混ぜると白
- 減法混色:色材を重ねる方法。重ねるほど暗くなる
- CMYK:CMY に黒(K)を加えた4色。印刷で使う
(テーマ・覚えること)
この画像のデータ量として、最も適切なものはどれか。
正解:ウ 6,480,000バイト
ポイント
解像度と大きさから画素数を出し、画像のデータ量を求める計算の問題です。
考え方と解き方
解像度を横と縦の両方に掛け忘れたり、ビットをバイトに直し忘れたりしやすい計算です。3バイトを掛ける前の値は、画素の数であって、データ量ではありません。
- 横の画素数は 6×300=1,800、縦の画素数は 4×300=1,200 で、総画素数は 1,800×1,200=2,160,000 です。
- 1画素は24ビット=3バイトなので、データ量は 2,160,000×3=6,480,000 バイトです。
- したがって、最も適切なのは ウ です。
ほかの選択肢
- ア 21,600バイトは、6×4×300=7,200 に3を掛けた値で、解像度を横と縦の両方に掛けていません。
- イ 2,160,000バイトは、総画素数のままの値で、1画素のバイト数を掛けていません。
- エ 51,840,000バイトは、2,160,000×24 の値で、24ビットを3バイトに直していません。
覚えておくこと
- 総画素数:横の画素数×縦の画素数。横の画素数=横の長さ(インチ)×解像度
- 画像データ量(非圧縮):総画素数×1画素のバイト数(24ビット=3バイト)
(テーマ・覚えること)
解像度や画素に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
正解:ア dpi は、値が大きいほど 1インチ当たりのドット数が少なく、画像が粗くなる。
ポイント
解像度(dpi)と画素についての記述から、不適切なものを選ぶ問題です。
考え方と解き方
dpi を、大きいほど荒いという目盛りだと思い込むと、アが適切に見えます。単位に「当たり」とあるので、1インチの中に何個入るかの数です。
- dpi は、1インチ当たりのドットの数を表します。値が大きいほど、1インチの中に多くのドットが並びます。
- アは、値が大きいほどドット数が少ないとしている点が合いません。
- 最も不適切なのは ア です。正しくは、値が大きいほどドット数が多く、画像は細かくなります。
ほかの選択肢
- イ 適切です。同じ画素数を大きく表示すると、1インチ当たりの画素が少なくなって粗く見えます。
- ウ 適切です。同じ大きさで画素数を増やすと、1画素が小さくなって細かく見えます。
- エ 適切です。画素は、画像を構成する、色をもつ最小の点です。
覚えておくこと
- 解像度:1インチ当たりの画素(ドット)の数。単位は dpi や ppi で、値が大きいほど細かい
- 画素数と大きさ:同じ大きさで画素数を増やすと細かく、同じ画素数を大きく表示すると粗く見える
- 画素(ピクセル):画像を構成する、色をもつ最小の点
(テーマ・覚えること)
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