分野 T|テクノロジ
CPU・メモリ・USB(コンピュータの中身とつなぎ方)
今の制度の過去問(3回分)では、電源を切ると消えるメモリと GPU が、合わせて2問出ています。
シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『4-14-3 メモリ』
最終更新
よく出る形
- 電源を切ると記憶内容が消えるメモリ(RAM の仲間)を選ぶ(3回分で1問)
- 画像の描画を速くするハードウェア(GPU)を選ぶ(3回分で1問)
- 問われるとしたら:GPGPU(GPU を計算にも使う技術)の説明を選ぶ形
- 問われるとしたら:事例で、近距離の無線通信の規格を選ぶ形
- 問われるとしたら:メモリの種類の a〜c の組合せの形
- 問われるとしたら:デバイスドライバ(周辺機器を動かすソフト)の説明を選ぶ形
覚えること
- CPU:命令を解釈して実行し、演算と制御を行う、コンピュータの頭脳
- GPU:画像や映像の描画を速く処理するプロセッサ。3次元画像の処理などに使う
- GPGPU:GPU の演算能力を、描画以外の計算にも使う技術
- メモリ(主記憶装置):CPU が直接読み書きする、プログラムとデータの置き場
- RAM:読み書きできるメモリ。電源を切ると内容が消える
- DRAM:主記憶に使う RAM。SRAM より低速で安価、定期的な再書き込みが要る
- SRAM:DRAM より高速で高価。キャッシュメモリなどに使う
- DDR:主記憶に使われる DRAM の規格の一つ
- ROM:読み出し専用のメモリ。電源を切っても内容が残る
- USB:周辺機器をつなぐ有線の規格。データのやり取りと電力の供給ができる
- HDMI:映像と音声を、1本のケーブルでデジタル伝送する規格
- Bluetooth:マウスやヘッドホンなどをつなぐ、近距離の無線通信の規格
- NFC:10cm 程度の至近距離で使う無線通信。非接触の決済などに使う
- デバイスドライバ:OS が周辺機器を動かすための、機器ごとのソフト
- プラグアンドプレイ:機器をつなぐと、OS が自動で認識して設定する機能
ひっかけ
- RAM(DRAM、SRAM)は電源を切ると消え、ROM は残る
- DRAM は低速で安価、SRAM は高速で高価
- CPU は全般の処理、GPU は描画など画像の処理に向く
- NFC は至近距離、Bluetooth はそれより離れた近距離
想定問題
4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。
コンピュータの構成要素に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
正解:イ メモリ(主記憶装置)は、CPU が直接は読み書きできない、データの置き場である。
ポイント
CPU、GPU、GPGPU、メモリの役割を比べて、不適切な記述を選ぶ問題です。
考え方と解き方
補助記憶装置と同じように、主記憶装置も CPU が直接は読み書きできないと考えていると、イの誤りに気づけません。
- メモリ(主記憶装置)は、CPU が直接読み書きする、プログラムとデータの置き場です。直接は読み書きできない物ではありません。
- したがって、最も不適切なのは イ です。正しくは、メモリ(主記憶装置)は、CPU が直接読み書きする、プログラムとデータの置き場です。
ほかの選択肢
- ア GPU は画像や映像の描画を速く処理するプロセッサなので、適切です。
- ウ GPGPU は GPU の演算能力を描画以外の計算にも使う技術なので、適切です。
- エ 命令を解釈して実行し、演算と制御を行うのは CPU なので、適切です。
覚えておくこと
- メモリ(主記憶装置):CPU が直接読み書きする、プログラムとデータの置き場
- GPU:画像や映像の描画を速く処理するプロセッサ。3次元画像の処理などに使う
- GPGPU:GPU の演算能力を、描画以外の計算にも使う技術
(テーマ・覚えること)
このやり取りに使われている通信の規格として、最も適切なものはどれか。
A 社の B さんは、店での支払いで、スマートフォンを店の読み取り機に数 cm まで近づけてかざした。それだけで、機器どうしの接続の設定をせず、ケーブルでつながずに、支払いの情報のやり取りが済んだ。
正解:エ NFC
ポイント
数 cm の至近距離でかざして使う無線通信の規格を、事例から選ぶ問題です。
考え方と解き方
どちらも無線なので、Bluetooth と見分けにくい点で間違えます。
- B さんは、読み取り機に数 cm まで近づけてかざしており、ケーブルなしの至近距離の無線通信です。このような通信に使われるのは NFC です。
- したがって、最も適切なのは エ です。
ほかの選択肢
- ア USB は周辺機器をケーブルでつなぐ規格で、ケーブルなしの通信には当たりません。
- イ HDMI は、映像と音声を1本のケーブルで送る規格で、ケーブルなしのやり取りには当たりません。
- ウ Bluetooth は無線ですが、かざす必要のない、NFC より離れた距離で使う近距離通信です。
覚えておくこと
- NFC:10cm 程度の至近距離で使う無線通信。非接触の決済などに使う
- Bluetooth:マウスやヘッドホンなどをつなぐ、近距離の無線通信の規格
(テーマ・覚えること)
説明の内容として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
A 社の B さんは、新人研修で、PC のメモリの種類について説明している。
- a SRAM は、DRAM より低速で安価なので、主記憶装置に使われる。
- b ROM は、読み出し専用のメモリで、電源を切っても記憶内容が残る。
- c DDR は、主記憶装置に使われる DRAM の規格の一つである。
正解:ウ b、c
ポイント
SRAM、ROM、DDR の特徴を、a〜c で判定する問題です。
考え方と解き方
SRAM と DRAM の速さと値段を逆に覚えていると、a を適切としてしまいます。
- a は不適切です。SRAM は DRAM より高速で高価で、キャッシュメモリなどに使われます。
- b は適切です。ROM は読み出し専用で、電源を切っても内容が残ります。
- c は適切です。DDR は主記憶に使われる DRAM の規格の一つです。
- したがって、適切なのは b、c で、ウ です。
ほかの選択肢
- ア a は不適切なのに入っており、c が適切なのに入っていません。
- イ a は不適切なので、a、b、c の全てとはなりません。
- エ b も適切なので、c だけでは足りません。
覚えておくこと
- SRAM:DRAM より高速で高価。キャッシュメモリなどに使う
- ROM:読み出し専用のメモリ。電源を切っても内容が残る
- DDR:主記憶に使われる DRAM の規格の一つ
(テーマ・覚えること)
デバイスドライバの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:ア OS が周辺機器を動かすために使う、機器ごとに用意されたソフトウェア。
ポイント
デバイスドライバが何かを、似た用語の説明と区別して選ぶ問題です。
考え方と解き方
機器をつなぐと自動で動く機能と同じ物と考えると、イを選んで間違えます。
- デバイスドライバは、OS が周辺機器を動かすために使う、機器ごとのソフトウェアです。
- したがって、最も適切なのは ア です。
ほかの選択肢
- イ つなぐと OS が自動で認識して設定するのは、プラグアンドプレイの説明です。
- ウ 機器へ電力を送る給電の規格の説明で、ソフトウェアであるデバイスドライバとは別の物です。
- エ ケーブルの形状の決まりは、ソフトウェアではなく、コネクタなどの規格の説明です。
覚えておくこと
- デバイスドライバ:OS が周辺機器を動かすための、機器ごとのソフト
- プラグアンドプレイ:機器をつなぐと、OS が自動で認識して設定する機能
(テーマ・覚えること)
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