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ユニバーサルデザインとピクトグラム

今の制度の過去問(3回分)には出ていませんが、新しいシラバス案(Ver.0.1)にある項目です。問われるとしたらの形でまとめています。

シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『4-19-1 ユニバーサルデザイン』

最終更新

よく出る形

  • 問われるとしたら:事例で、7原則のどれに当たる工夫かを選ぶ形
  • 問われるとしたら:インクルーシブデザイン(当事者が加わる開発)の進め方を選ぶ形
  • 問われるとしたら:ピクトグラム(案内用の絵文字)の a〜c の組合せの形
  • 問われるとしたら:ユニバーサルデザインの記述で、不適切な物を選ぶ形

覚えること

  • ユニバーサルデザイン:年齢や障害の有無などにかかわらず、多くの人が使いやすいよう施設や物を設計する考え方
  • 7原則(前半):公平に使える、方法を選べる、使い方が簡単、必要な情報が分かる
  • 7原則(後半):うっかりミスが危険につながらない、少ない力で使える、寸法と空間が適切
  • 必要な情報が分かる例:大きな絵で表示された案内板
  • うっかりミスが危険につながらない例:倒れると自動で電源が切れる電気ストーブ
  • 公平に使える例:広くて段差のない歩道。寸法と空間が適切な例:多目的トイレ
  • インクルーシブデザイン:これまで対象と考えられてこなかった人に、開発の初期から参加してもらい、意見を取り入れて作る方法
  • ユニバーサルデザインとの違い:インクルーシブデザインは、当事者が開発の初期から参加する
  • ピクトグラム:文字や言語によらず、対象や状態の情報を伝える図形
  • 案内用図記号:JIS Z 8210 に定められた、公共の場所で使う標準のピクトグラム

ひっかけ

  • インクルーシブデザインは、完成後の点検ではなく、開発の初期から当事者が加わる
  • ピクトグラムは、文字による説明がなくても伝わることを目指す図形

想定問題

4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。

想定問題 1四肢択一

ユニバーサルデザインの7原則のうち、「必要な情報がすぐ理解できること」に当てはまる例として、最も適切なものはどれか。

正解:ア 大きな絵で表示され、何を表すか直感的に分かる案内板

ポイント

7原則の一つを示す例を、具体的な物から選ぶ問題です。

考え方と解き方

ストーブや歩道、トイレも、利用者に配慮した物なので、どれも当てはまるように見えます。原則ごとに、何を使いやすくしているかを分けて見ます。

  1. 「必要な情報がすぐ理解できること」は、案内や表示の内容を、見てすぐ理解できるようにする原則です。
  2. 大きな絵で表示された案内板は、何を表すかが直感的に分かるので、この原則に当てはまります。
  3. したがって、最も適切なのは ア です。

ほかの選択肢

  • イ うっかりミスや危険につながらないデザインの例で、別の原則に当たります。
  • ウ 誰でも公平に利用できることの例で、別の原則に当たります。
  • エ 使いやすい寸法・空間になっていることの例で、別の原則に当たります。

覚えておくこと

  • 必要な情報が分かる例:大きな絵で表示された案内板
  • うっかりミスが危険につながらない例:倒れると自動で電源が切れる電気ストーブ
  • 公平に使える例:広くて段差のない歩道。寸法と空間が適切な例:多目的トイレ

(テーマ・覚えること)

想定問題 2四肢択一

A 社の進め方として、最も適切なものはどれか。

A 社は、これまで主な利用者と考えてこなかった高齢者や障害のある人の発想を、新しい日用品の開発に生かしたい。インクルーシブデザインの考え方で進めることにした。

正解:イ 企画の初期の段階から、当事者に開発へ参加してもらい、意見を取り入れる。

ポイント

インクルーシブデザインの進め方を、事例から選ぶ問題です。

考え方と解き方

「配慮する」と聞くと、完成後の点検や専用品づくりを思い浮かべてアやウを選びがちです。開発のどの段階で、だれが加わるかに注目します。

  1. インクルーシブデザインは、これまで対象と考えられてこなかった人に、開発の初期から参加してもらい、意見を取り入れて作る方法です。
  2. A 社は高齢者や障害のある人の発想を生かしたいので、企画の初期から当事者に参加してもらう進め方が当てはまります。
  3. したがって、最も適切なのは イ です。

ほかの選択肢

  • ア 完成後に点検表で確かめるだけでは、当事者が開発に参加する形になりません。
  • ウ 専用品を別々に作る進め方で、当事者が開発に加わる形ではありません。
  • エ 人数の多い層の意見だけで設計し、ほかの人を後回しにするので、当事者を開発に加える考え方とは逆です。

覚えておくこと

  • インクルーシブデザイン:これまで対象と考えられてこなかった人に、開発の初期から参加してもらい、意見を取り入れて作る方法
  • ユニバーサルデザインとの違い:インクルーシブデザインは、当事者が開発の初期から参加する

(テーマ・覚えること)

想定問題 3四肢択一

これらの検討として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

A 社は、観光客が多く訪れる施設で、案内表示にピクトグラムを使うことを検討している。
  • a ピクトグラムは、文字による説明を必ず併記しないと、意味が伝わらない図形である。
  • b ピクトグラムを使うと、日本語を読めない外国人にも、文字によらず情報を伝えやすい。
  • c 図柄が定められた案内用図記号を使うと、施設が変わっても、同じ意味で伝わりやすい。

正解:ウ b、c

ポイント

ピクトグラムについての検討のうち、適切なものを a〜c で判定する問題です。

考え方と解き方

a を、安全のために文字を添える決まりと読むと、アやイを選んでしまいます。ピクトグラムは、文字や言語によらずに伝えることが目的の図形です。

  1. a は不適切です。ピクトグラムは、文字や言語によらず情報を伝える図形です。
  2. b は適切です。文字によらないので、日本語を読めない外国人にも伝えやすくなります。
  3. c は適切です。図柄が定められた案内用図記号は、場所が変わっても同じ意味で伝わります。
  4. したがって、適切なのは b、c で、ウ です。

ほかの選択肢

  • ア 不適切な a が入っていて、適切な c が入っていません。
  • イ 不適切な a が入っています。
  • エ 適切な b が入っておらず、c だけでは足りません。

覚えておくこと

  • ピクトグラム:文字や言語によらず、対象や状態の情報を伝える図形
  • 案内用図記号:JIS Z 8210 に定められた、公共の場所で使う標準のピクトグラム

(テーマ・覚えること)

想定問題 4四肢択一

ユニバーサルデザインに関する記述として、最も不適切なものはどれか。

正解:エ 7原則は、障害のある人だけが使えるよう、専用の仕様にすることを求めている。

ポイント

ユニバーサルデザインの考え方と7原則についての記述から、不適切なものを選ぶ問題です。

考え方と解き方

「障害のある人への配慮」という言葉から、専用の仕様と結びつけるとエを適切と読んでしまいます。対象を限るのか、多くの人に広げるのかが分かれ目です。

  1. ユニバーサルデザインは、障害の有無などにかかわらず、多くの人が使いやすいよう設計する考え方で、7原則もその考えに沿っています。
  2. エは、障害のある人だけを対象とした専用の仕様にするとしている点が合いません。
  3. 最も不適切なのは エ です。正しくは、多くの人が使いやすい設計を目指すものです。

ほかの選択肢

  • ア 適切です。ユニバーサルデザインの考え方を、そのまま述べています。
  • イ 適切です。うっかりミスが危険につながらないことは、7原則の一つです。
  • ウ 適切です。使いやすい寸法や空間は、7原則の一つです。

覚えておくこと

  • ユニバーサルデザイン:年齢や障害の有無などにかかわらず、多くの人が使いやすいよう施設や物を設計する考え方
  • 7原則(前半):公平に使える、方法を選べる、使い方が簡単、必要な情報が分かる
  • 7原則(後半):うっかりミスが危険につながらない、少ない力で使える、寸法と空間が適切

(テーマ・覚えること)

1問ずつの画面で解く(4問)

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