分野 B|リスク管理 最頻出

医療保険・がん保険・先進医療・特約

過去の公開問題では、第三分野の保険の商品性を4つの記述から選ぶ問題が、5回分で5問出ています。

最終更新

よく出る形

  • 第三分野の保険の商品性を4つの記述から選ぶ(5回分で5問。「最も不適切」が4問、「最も適切」が1問)
  • 先進医療特約の「契約時点」か「療養を受けた時点」かは、5回分のうち4回の選択肢にある
  • 特定(三大)疾病保障定期保険、がん保険の免責期間は、各3回、選択肢に入る

覚えること

  • 医療保険:治療を目的としない検査入院で、異常が見つからなかった場合は、入院給付金は支払われない
  • 医療保険:人間ドックで異常が見つかり、医師の指示で治療を目的に入院した場合は、入院給付金の対象になる
  • 医療保険:一般に、同じ病気の再入院は、退院の翌日から180日出どころ以内なら1回の入院、経過後は別の入院として扱う
  • 医療保険(更新型):入院給付金を受け取った後でも、所定の年齢の範囲内なら更新できる
  • 先進医療特約:給付の対象は、契約時点ではなく、療養を受けた時点で厚生労働大臣が定めている先進医療
  • がん保険:一般に90日出どころ程度の免責期間があり、その間にがんと診断確定されても診断給付金は出ない
  • がん保険:入院給付金は、一般に、支払日数に限度がない(無制限)
  • 特定(三大)疾病保障定期保険:特定疾病保険金を受け取った後に死亡しても、死亡保険金は支払われない
  • 就業不能保障保険:入院・在宅療養などで所定の就業不能状態が一定日数以上続くと、給付金が支払われる
  • 所得補償保険(損害保険):ケガや病気で就業不能になれば、入院しなくても保険金が支払われる
  • 民間の介護保険:一般に、所定の要介護状態になると、契約で定めた額の現金が支払われる(実費の補塡ではない)
  • リビング・ニーズ特約:余命が一般に6か月出どころ以内と判断された時、死亡保険金の一部または全部を生前に受け取れる
  • リビング・ニーズ特約:一般に、付加するのに特約保険料はかからない
  • リビング・ニーズ特約:死亡保険金の全額を生前に受け取ると、その保険契約は消滅する
  • 限定告知型・引受基準緩和型の医療保険:告知項目を絞って加入しやすいぶん、保険料は割高

ひっかけ

  • 先進医療は、契約時点で決まったものではない(療養を受けた時点で定められているもの)
  • リビング・ニーズ特約は、特約保険料が不要。保険料の負担が増えるわけではない
  • 所得補償保険は、入院が支払いの条件ではない

想定問題

4問(四答択一式)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。

想定問題 1四答択一式

第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

正解:3 特定(三大)疾病保障定期保険では、特定疾病保険金を受け取った後に被保険者が死亡した場合、死亡保険金が支払われる。

ポイント

第三分野の保険の商品性のうち、最も不適切な記述を選ぶ問題です。

考え方と解き方

特定疾病保険金は、死亡保険金の前払いに近い性格をもちます。受け取った後に、死亡保険金も支払われるかどうかを取りちがえると、適切な記述が不適切に見えます。

  1. 特定(三大)疾病保障定期保険は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中などの特定疾病で所定の状態になった時に、特定疾病保険金が支払われる保険です。特定疾病保険金を受け取ると、その後に被保険者が死亡しても、死亡保険金は支払われません。
  2. 3)は、死亡保険金が支払われるとしているので、不適切です。最も不適切なのは 3 です。正しくは、その後に死亡しても死亡保険金は支払われない、です。

ほかの選択肢

  • 1 先進医療特約の対象は、療養を受けた時点で厚生労働大臣が定めている先進医療です。適切です。
  • 2 がん保険は、一般に90日程度の免責期間があり、その間にがんと診断確定されても診断給付金は支払われません。適切です。
  • 4 検査入院ではなく、異常が見つかって医師の指示で治療を目的に入院した場合は、入院給付金の対象になります。適切です。

覚えておくこと

  • 特定(三大)疾病保障定期保険:特定疾病保険金を受け取った後に死亡しても、死亡保険金は支払われない
  • 先進医療特約:給付の対象は、契約時点ではなく、療養を受けた時点で厚生労働大臣が定めている先進医療
  • がん保険:一般に90日程度の免責期間があり、その間にがんと診断確定されても診断給付金は出ない

(テーマ・覚えること)

数字の出どころ:がん保険の免責期間(待ち期間)の日数

想定問題 2四答択一式

第三分野の保険および特約の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

正解:3 リビング・ニーズ特約により死亡保険金の全額を生前に受け取った場合、その保険契約は消滅する。

ポイント

リビング・ニーズ特約、がん保険、引受基準緩和型の医療保険の特徴を見分ける問題です。

考え方と解き方

リビング・ニーズ特約は、死亡保険金の前払いです。全額を受け取った場合と一部を受け取った場合で、その後の契約がどうなるかを取りちがえやすい所です。

  1. リビング・ニーズ特約は、死亡保険金の一部または全部を生前に受け取る特約です。全額を受け取ると、受け取る死亡保険金が残らないため、その保険契約は消滅します。
  2. 3)は、この内容と同じです。したがって、最も適切なのは 3 です。

ほかの選択肢

  • 1 引受基準緩和型の医療保険は、告知項目を絞って加入しやすいぶん、保険料は割高です。割安としている所が違います。
  • 2 一部を受け取った場合は、生前に請求した額を除いた残りの死亡保険金が、死亡した時に支払われます。その後の死亡保険金が支払われないとしている所が違います。
  • 4 がん保険の入院給付金は、一般に、支払日数に限度がありません。通常の医療保険と同様の限度日数があるとしている所が違います。

覚えておくこと

  • リビング・ニーズ特約:死亡保険金の全額を生前に受け取ると、その保険契約は消滅する
  • 限定告知型・引受基準緩和型の医療保険:告知項目を絞って加入しやすいぶん、保険料は割高
  • がん保険:入院給付金は、一般に、支払日数に限度がない(無制限)

(テーマ・覚えること)

想定問題 3四答択一式

民間の介護保険に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、一般的な商品性によるものとする。

民間の介護保険は、保険会社所定の要介護状態になった場合に、契約で定めた(ア)の給付が、(イ)で支払われるのが一般的である。

正解:4 (ア)定額、(イ)現金

ポイント

民間の介護保険の給付の額と、給付の形を問う問題です。

考え方と解き方

民間の介護保険は、公的介護保険と取りちがえやすい保険です。額が実費に応じるのか、給付がサービスなのか現金なのかを分けて考えます。

  1. 民間の介護保険は、一般に、保険会社が定める要介護状態になると、実際にかかった介護費用にかかわらず、契約で定めた額が支払われます。これが(ア)定額です。
  2. 給付は、介護サービスそのものではなく、現金で支払われます。これが(イ)現金です。したがって、最も適切なのは 4 (ア)定額、(イ)現金 です。

ほかの選択肢

  • 1 (ア)が違います。民間の介護保険は、実費の補塡額ではなく、契約で定めた定額が支払われます。(イ)は合っています。
  • 2 (ア)と(イ)の両方が違います。給付は実費の補塡額ではなく定額で、介護サービスではなく現金で支払われます。
  • 3 (イ)が違います。給付は介護サービスそのものではなく、現金で支払われます。(ア)は合っています。

覚えておくこと

  • 民間の介護保険:一般に、所定の要介護状態になると、契約で定めた額の現金が支払われる(実費の補塡ではない)

(テーマ・覚えること)

想定問題 4四答択一式

医療保険および所得補償保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

正解:1 医療保険では、退院日の翌日から180日以内に同一の疾病で再入院した場合、別の入院として扱われ、支払限度日数の判定では前後の入院日数は合算されない。

ポイント

医療保険の再入院の扱いなど、医療保険と所得補償保険のうち、最も不適切な記述を選ぶ問題です。

考え方と解き方

再入院が前の入院とつながるか別になるかは、退院から再入院までの日数で決まります。以内か経過後かを取りちがえると、適切な記述が不適切に見えます。

  1. 同じ病気で再入院した時の扱いは、退院日の翌日から数えます。一般に、退院の翌日から180日以内の再入院は、前回と合わせて1回の入院とみなされ、支払限度日数も前後で通算されます。180日を経過した後の再入院は、別の入院として扱われます。
  2. 1)は、180日以内の再入院を別の入院としているので、不適切です。最も不適切なのは 1 です。正しくは、180日を経過した後に再入院した場合に、別の入院として扱われ、日数は合算されない、です。

ほかの選択肢

  • 2 更新型の医療保険は、所定の年齢の範囲内なら、入院給付金を受け取った後でも更新できます。適切です。
  • 3 治療を目的としない検査入院で、異常が見つからなかった場合は、入院給付金の支払対象になりません。適切です。
  • 4 所得補償保険は、就業不能になれば、入院しなくても保険金が支払われます。適切です。

覚えておくこと

  • 医療保険:一般に、同じ病気の再入院は、退院の翌日から180日以内なら1回の入院、経過後は別の入院として扱う
  • 医療保険(更新型):入院給付金を受け取った後でも、所定の年齢の範囲内なら更新できる
  • 所得補償保険(損害保険):ケガや病気で就業不能になれば、入院しなくても保険金が支払われる

(テーマ・覚えること)

数字の出どころ:入院給付金で再入院を1回の入院とみなす期間(退院の翌日から)

1問ずつの画面で解く(4問)

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