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業務システム(ERP・CRM・SCM・POS)
今の制度の過去問(3回分)では、SFA、ERP、SCM が1問ずつ、合わせて3問出ています。
シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『4-13-1 ビジネスシステム』
最終更新
よく出る形
- SFA(営業支援システム)が目的に合うかを選ぶ(3回分で1問)
- ERP(企業資源計画)の説明を選ぶ(3回分で1問)
- SCM(供給連鎖管理)の説明を選ぶ(3回分で1問)
- 問われるとしたら:事例で、CRM(顧客関係管理)を選ぶ形
- 問われるとしたら:ERP の導入で変わることを選ぶ形
- 問われるとしたら:事例で、POS(販売時点情報管理)を選ぶ形
- 問われるとしたら:SCM や SFA などの a〜c の組合せの形
覚えること
- ERP(企業資源計画):会計、人事、生産、販売などの基幹業務の情報を一元管理し、経営資源を有効に使う仕組み
- CRM(顧客関係管理):顧客の情報や対応履歴を管理し、きめ細かい対応で顧客満足度を高める仕組み
- SFA(営業支援システム):営業活動で得た顧客情報や交渉履歴を蓄積し、社内で共有して営業を支援する仕組み
- SCM(供給連鎖管理):購買、製造、販売の一連のつながりを管理し、プロセス全体の最適化を図る仕組み
- POS(販売時点情報管理)システム:商品が売れた時点の販売情報を、単品ごとに記録して集計する仕組み
- 使い分け:ERPは主に一つの企業内の基幹業務、SCMは取引先を含む調達から販売までの流れが対象
- 使い分け:顧客の情報と対応はCRM、営業担当者の活動の共有はSFA、売れた時点の単品情報はPOS
- 参考:CRM、SCM、ERP は、今のシラバスでは経営管理システムの用語例にある
- 参考:案の用語例にある人的資本管理(HCM)は、今のシラバスの用語例にない
ひっかけ
- 目的が顧客との良好な関係でも、営業活動の情報を蓄積して共有する物はSFA
想定問題
4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。
この目的に合うシステムとして、最も適切なものはどれか。
正解:イ CRM
ポイント
顧客の情報と対応履歴を管理して、顧客との関係づくりに使うシステムを選ぶ問題です。
考え方と解き方
目的が会員ごとの対応にあるときは、顧客の情報を扱うシステムを探します。社内の業務全体や取引先を含む流れを管理する名前に引かれると、ERP や SCM のほうが合うように見えます。
- A 社が必要としているのは、会員ごとの購入履歴や対応履歴を一つにまとめ、会員に合わせた対応をすることです。
- 顧客の情報や対応履歴を管理し、顧客満足度を高める仕組みは、CRM(顧客関係管理)です。
- したがって、最も適切なのは イ です。
ほかの選択肢
- ア SCM は、購買、製造、販売の一連のつながりを管理し、プロセス全体の最適化を図る仕組みです。会員ごとの対応が目的の A 社には合いません。
- ウ ERP は、会計、人事、生産、販売などの基幹業務の情報を一元管理する仕組みです。会員ごとの対応を目的にした仕組みではありません。
- エ POS システムは、商品が売れた時点の販売情報を単品ごとに記録して集計する仕組みです。会員ごとの対応履歴の管理が目的ではありません。
覚えておくこと
- CRM(顧客関係管理):顧客の情報や対応履歴を管理し、きめ細かい対応で顧客満足度を高める仕組み
- 使い分け:顧客の情報と対応はCRM、営業担当者の活動の共有はSFA、売れた時点の単品情報はPOS
(テーマ・覚えること)
ERP の導入で変わることに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
正解:ウ 店頭のレジで、商品が売れるたびの単品ごとの記録を、自動で取りやすくなる。
ポイント
ERP を導入すると何が変わるかを、ERP の特徴から判断する問題です。
考え方と解き方
ERP は販売の情報も扱うので、レジで売れた時点に単品ごとの記録を取る役割まで ERP の変化と読むと、誤りの記述を見落とします。
- ERP は、会計、人事、生産、販売などの基幹業務の情報を、主に一つの企業の中で一元管理する仕組みです。店頭のレジで売れた時点の単品ごとの記録を取るのは、レジの端末の側の仕組みの役割で、ERP の導入で変わる事ではありません。
- したがって、最も不適切なのは ウ です。正しくは、ERP の導入で、部門ごとの情報の一元管理や、経営の判断への利用、入力の手間の削減がしやすくなります。
ほかの選択肢
- ア 適切です。基幹業務の情報を一元管理するのが ERP で、部門ごとに持っていた情報を同じ基盤にまとめます。
- イ 適切です。情報が一元化されるので、店舗の販売の数値と会計の数値を、まとめて経営の判断に使いやすくなります。
- エ 適切です。情報が一元化されるので、同じデータを部門ごとに入力し直す手間を減らしやすくなります。
覚えておくこと
- ERP(企業資源計画):会計、人事、生産、販売などの基幹業務の情報を一元管理し、経営資源を有効に使う仕組み
- 使い分け:ERPは主に一つの企業内の基幹業務、SCMは取引先を含む調達から販売までの流れが対象
(テーマ・覚えること)
これらの説明のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a SCM は、自社と仕入先、配送業者などとの間で、在庫や生産の情報を共有し、無駄の少ない流れをつくる仕組みである。
- b SFA は、営業担当者ごとの商談の進み具合や訪問の記録を、チームで見られるようにして、営業を支援する仕組みである。
- c CRM は、会計や人事、生産などの基幹業務の情報を、部門をまたいで一つにまとめて管理する仕組みである。
正解:ア a、b
ポイント
SCM、SFA、CRM の役割を、a〜c で判定する問題です。
考え方と解き方
システムは、情報を共有する相手と範囲で役割が決まります。顧客に対応するシステムを、社内の基幹業務の情報をまとめる ERP と同じ種類と考えると、c を適切としてしまいます。
- a は適切です。自社と仕入先、配送業者などの間で在庫や生産の情報を共有し、全体の流れを最適にするのは、SCM です。
- b は適切です。営業担当者の活動の記録を蓄積し、チームで共有して営業を支援するのは、SFA です。
- c は不適切です。基幹業務の情報を一元管理するのは ERP で、CRM は顧客の情報や対応履歴を管理します。
- したがって、適切なのは a、b で、ア です。
ほかの選択肢
- イ c を適切としていますが、c は ERP の説明を CRM に当てており、不適切です。また、適切な b が入っていません。
- ウ b は適切ですが、a の SCM の説明も適切なので、b だけでは足りません。
- エ c を適切としていますが、c は不適切です。また、適切な a が入っていません。
覚えておくこと
- SCM(供給連鎖管理):購買、製造、販売の一連のつながりを管理し、プロセス全体の最適化を図る仕組み
- SFA(営業支援システム):営業活動で得た顧客情報や交渉履歴を蓄積し、社内で共有して営業を支援する仕組み
- CRM(顧客関係管理):顧客の情報や対応履歴を管理し、きめ細かい対応で顧客満足度を高める仕組み
(テーマ・覚えること)
導入するシステムとして、最も適切なものはどれか。
正解:エ POS
ポイント
売れた時点の単品の販売情報を記録して集計するシステムを選ぶ問題です。
考え方と解き方
売上の話なので、営業や顧客の名前が付いたシステムを売上用と思うとアやイを、購買から販売までの流れの管理と読むとウを選びます。
- C 社の条件は、販売した時点の販売情報を、商品ごとに記録して集計することです。
- この条件に当てはまるのは、POS(販売時点情報管理)システムです。
- したがって、最も適切なのは エ です。
ほかの選択肢
- ア SFA は、営業活動で得た顧客情報や交渉履歴を蓄積し、社内で共有する仕組みです。売れた時点の単品の情報を記録する物ではありません。
- イ CRM は、顧客の情報や対応履歴を管理する仕組みです。商品ごとの販売情報を、販売時点で記録する物ではありません。
- ウ SCM は、購買、製造、販売の一連のつながりを管理し、プロセス全体の最適化を図る仕組みです。店頭で売れた時点の単品の記録を取る物ではありません。
覚えておくこと
- POS(販売時点情報管理)システム:商品が売れた時点の販売情報を、単品ごとに記録して集計する仕組み
- 使い分け:顧客の情報と対応はCRM、営業担当者の活動の共有はSFA、売れた時点の単品情報はPOS
(テーマ・覚えること)
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