分野 B|ビジネス

変化への適応とコラボレーション(マインド・スタンス)

今の制度の過去問(3回分)には出ていませんが、新しいシラバス案(Ver.0.1)にある項目です。問われるとしたらの形でまとめています。

シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『1-7-1 変化への適応』

最終更新

よく出る形

  • 問われるとしたら:事例で、環境の変化に適応する適切な行動を選ぶ形
  • 問われるとしたら:多様な人との協働の進め方(協力の相手や姿勢)を選ぶ形
  • 問われるとしたら:行動の例を a〜c で判定して組み合わせる形

覚えること

  • 変化への適応:変化を受け入れ、自ら進んで学び、新しい知識や技能を身につけること
  • 既存の価値観:尊重すべき点は残しつつ、環境に合う新しい考え方や行動様式も身につける
  • コラボレーション:様々な専門性をもつ人と、社内外を問わず協力して価値を作ること
  • 多様性の尊重:立場や専門性、少数の意見の違いも、価値づくりの材料にする
  • 協働の相手:同じ部門や同じ専門性の人に限らず、社外の人も含む
  • 共通の理解:他部門の用語が分からなければ、意味を確認してそろえる

ひっかけ

  • 適応は、従来のやり方の良い点まで手放すことではない
  • 指示や研修を待つのではなく、自ら調べて学ぶのが適応の姿勢
  • 協働では、少数の意見や他部門が大事にする点も検討の材料にする

想定問題

4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。

想定問題 1四肢択一

B さんの対応として、最も適切なものはどれか。

A 社の経理担当の B さんは、これまで手作業で行ってきた精算業務が、新しいシステムに切り替わることになった。手作業の手順には、確認の漏れを防ぐ工夫が含まれている。

正解:ウ 確認の工夫は残しつつ、新システムの操作を自ら学んで業務に取り入れる。

ポイント

環境が変わった場面で、従来の良い点を認めつつ、自ら学んで適応する行動を選ぶ問題です。

考え方と解き方

従来のやり方を守るか、新しい方法に合わせるかの二択で考えると、どちらか一方に傾きます。適応では、残す点と変える点を分けて考えます。

  1. 事例の手順には、確認の漏れを防ぐ工夫があります。これは尊重すべき従来の良い点なので、残します。
  2. 新システムの操作は、研修の案内や同僚を待たずに、自ら学んで業務に取り入れます。
  3. したがって、最も適切なのは ウ です。

ほかの選択肢

  • ア 研修の案内を待つのは、自ら主体的に学ぶ姿勢ではありません。従来の手順に頼るだけでは、環境の変化に適応できません。
  • イ 操作を同僚に任せると、自分で新しい知識や技能を身につけられません。従来の手順に残るのは、変化を受け入れる行動ではありません。
  • エ 確認の工夫は、尊重すべき従来の良い点です。手放すと、確認の漏れを防げなくなるおそれがあります。

覚えておくこと

  • 変化への適応:変化を受け入れ、自ら進んで学び、新しい知識や技能を身につけること
  • 既存の価値観:尊重すべき点は残しつつ、環境に合う新しい考え方や行動様式も身につける

(テーマ・覚えること)

想定問題 2四肢択一

価値を生み出すための協働に関する記述として、最も適切なものはどれか。

正解:ア 新しい発想を得るため、社内外の異なる専門性の人と協力し、違いも尊重する。

ポイント

価値を生み出すための協働で、相手の範囲と、違いへの向き合い方を問う問題です。

考え方と解き方

対立を避けたい、早く進めたい、責任をはっきりさせたいという気持ちが、協力の範囲や時期を狭める選択につながります。

  1. 協働の相手は、部門や組織の内外を問いません。専門性や立場が異なる人の違いを尊重し、知識を組み合わせて価値を作ります。
  2. この内容に当てはまるのは、社内外の異なる専門性の人と協力して進める記述です。
  3. したがって、最も適切なのは ア です。

ほかの選択肢

  • イ 同じ専門性の人どうしでは、異なる視点が加わらず、価値を生み出す協働になりません。
  • ウ 各部門が別々に案を作ると、途中で知識を組み合わせられず、協働になりません。
  • エ 責任の明確化は、社外の人との協力を避ける理由になりません。協働の相手には社外の人も含まれます。

覚えておくこと

  • コラボレーション:様々な専門性をもつ人と、社内外を問わず協力して価値を作ること
  • 協働の相手:同じ部門や同じ専門性の人に限らず、社外の人も含む

(テーマ・覚えること)

想定問題 3四肢択一

チームメンバーの行動のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

A 社では、新規事業の企画のために、営業、開発、法務の各部門のメンバーと外部の協力者が集まった。
  • a 開発担当の B さんは、会議で少数の意見が出たが、多数の意見と異なるため、記録せずに進める。
  • b 法務担当の C さんは、営業部門が大事にしている点を聞き、法務の観点と合わせて案を見直す。
  • c 営業担当の D さんは、他部門の用語が分からなかったため、意味を確認して共通の理解を作る。

正解:ウ b、c

ポイント

異なる専門性の人が集まる場面で、協働に向いた行動の組合せを問う問題です。

考え方と解き方

多数の意見と違う意見は省いてよい、と考えると、a を適切に数えてしまいます。協働では、少数の意見も材料に加えます。

  1. a は、少数の意見を記録せず材料にしておらず、多様性を尊重する行動ではないため、不適切です。b は、他部門が大事にする点を聞いて自部門の観点と合わせており、適切です。c は、用語の意味を確認して共通の理解を作っており、適切です。
  2. したがって、適切なのは b、c で、ウ です。

ほかの選択肢

  • ア a は不適切なので、入れすぎです。c も適切なので、入れ損ねてもいます。
  • イ a は不適切なので、入れすぎです。
  • エ b も適切なので、c だけでは入れ損ねです。

覚えておくこと

  • 多様性の尊重:立場や専門性、少数の意見の違いも、価値づくりの材料にする
  • 共通の理解:他部門の用語が分からなければ、意味を確認してそろえる

(テーマ・覚えること)

想定問題 4四肢択一

環境や働き方の変化への適応に関する行動の例として、最も不適切なものはどれか。

正解:エ 連絡手段が変わったが、慣れた従来の手段で連絡を続けるよう周囲に求める。

ポイント

環境や働き方が変わった時に、自ら学ぶ行動とそうでない行動を見分ける問題です。

考え方と解き方

慣れた方法は効率が良いと感じ、変化に合わせない選択が自然に見えます。適応は、変化を受け入れて自ら合わせる行動です。

  1. 不適切を選ぶ問いなので、各行動が、変化を受け入れて自ら主体的に学ぶ行動かどうかで見ます。
  2. エは、変化があっても従来の手段を続け、周囲にも求めており、変化を受け入れる行動ではありません。
  3. 最も不適切なのは エ です。正しくは、変化を受け入れ、自ら進んで学び、合わせることです。

ほかの選択肢

  • ア 会議のオンライン化に合わせて操作を調べ、同僚にも共有しており、適応する行動として適切です。
  • イ 足りない知識を自分で洗い出して学んでおり、主体的に学ぶ行動として適切です。
  • ウ 新しい行動様式を理解して業務に反映しており、環境の変化に合わせた行動として適切です。

覚えておくこと

  • 変化への適応:変化を受け入れ、自ら進んで学び、新しい知識や技能を身につけること

(テーマ・覚えること)

1問ずつの画面で解く(4問)

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