傾向と対策

IPAの過去問 6回分(科目Bサンプル問題(2022年4月)・サンプル問題(2022年12月)・令和5年度・令和6年度・令和7年度・令和8年度)・123問を数えて、どの論点がどれだけ出ているかをまとめました。6回分しかないので、ここにある数は過去のデータにもとづく目安です。毎年同じように出るとは言えません。

試験のつくり

今の制度の60問は、2つの分野から出ます(科目A48問・科目B12問)。合格の目安は、総合600点以上(1000点満点)です。分野ごとの足切りはありません。

テーマごとの出題数

数字は、そのテーマに入れた過去問の数です。「-」は、その回に出ていないことを表します。

テーマ分野サBサR5R6R7R8計印
情報倫理・情報モラル(メール誤送信・フェイクニュース)L--------
AI倫理とAIガバナンス(XAI・HITL・AI利用ポリシー)L--------
AIのリスクと脅威(ハルシネーション・シャドーAI・機密入力)L--------
著作権法(著作権・引用)L-1----1-
労働基準法・労働者派遣法・公益通報者保護法L--------
不正競争防止法(営業秘密の3要件・限定提供データ)L---1--1-
請負・準委任・外部委託契約とNDA・ライセンス契約L--------
デジタル関連法規(AI基本法・電子帳簿保存法)と標準化L--1---1-
個人情報保護法(個人情報・個人データ・要配慮個人情報)L---1--1重点分野
マイナンバー法・GDPR・JIS Q 15001L-1----1重点分野
プライバシー保護の手法(オプトイン・匿名化・PIA)L-------重点分野
刑法(ウイルス作成罪など)と不正アクセス禁止法L-1---12重点分野
サイバーセキュリティ基本法・特定電子メール法・能動的サイバー防御L-2--1-3重点分野
脅威の種類・脆弱性・不正の動機S-2--1-3重点分野
マルウェアの種類(ランサムウェア・ボット・トロイの木馬)S-2----2重点分野
攻撃の流れと認証情報を狙う攻撃(総当たり・リプレイ)S-1-1--2重点分野
アプリの不備を狙う攻撃とDoS攻撃S-1----1重点分野
信頼を悪用する攻撃(フィッシング・標的型・中間者)S-2--1-3重点分野
AIを使う攻撃・AIへの攻撃・サプライチェーン攻撃・ゼロデイ攻撃S-------重点分野
情報セキュリティの考え方(CIA・ゼロトラスト・責任共有)S----1-1重点分野
情報資産とリスクアセスメント(台帳・リスクレベル)S-1-11-3重点分野
リスク対応(回避・低減・移転・保有)S-1---12重点分野
情報セキュリティ方針と諸規程S-------重点分野
セキュリティ関連の組織・機関(CSIRT・SOC・JPCERT/CC)S-1---12重点分野
届出制度・評価制度・ガイドライン(ISMAP・CSF)S-------重点分野
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS・JIS Q 27001)S-1----1重点分野
組織的管理策(ISMSの管理策の区分。資産管理・供給者管理・インシデント管理)S--1---1重点分野
人的・物理的・技術的管理策の分類(ISMSの管理策の区分)S-1----1重点分野
脅威インテリジェンスとインシデント管理S-------重点分野
人的対策(内部不正防止・訓練・守秘)S-1----1重点分野
物理的対策とモバイル機器の管理S--1---1重点分野
アクセス制限と暗号化(最小特権・ストレージ暗号化)S-1---12重点分野
利用者認証(多要素認証・SSO・ID連携)S-1-1-13重点分野
生体認証とパスワードレス認証(FRR・FAR・パスキー)S-------重点分野
マルウェア対策とランサムウェア対策(検出手法・バックアップ)S-1-1--2重点分野
脆弱性管理とログ管理(パッチ・SIEM・EDR)S-1--1-2重点分野
ネットワークの防御(FW・IDS/IPS・VPN・WAF)S-2---13重点分野
通信の保護規格(TLS・IPsec・WPA3・SPF/DKIM)S-311--5重点分野
暗号方式(共通鍵・公開鍵・ハイブリッド・鍵管理)S-21---3重点分野
ハッシュ関数とデジタル署名(改ざん検知)S-31---4重点分野
AIで守る技術とAIを守る対策(RAG・プロンプトインジェクション対策)S--------
セキュア開発・IoT・脆弱性評価(CVSS・CVE・診断)S-11-114-
サービスマネジメントの基本(SLA・サービスデスク・インシデント管理と問題管理)T-1--113-
変更・構成管理と可用性・サービス継続(リリース・CI・スタンバイ)T-1----1-
データ利活用と業務分析(スクレイピング・バイアス・QC七つ道具)T--11-13-
識別AIの活用(教師あり・教師なし・強化学習)T--------
生成AIの活用(RAG・プロンプトエンジニアリング・マルチモーダル)T--------
AIエージェントの活用(自律性・人の関与・ガードレール)T--------
経営管理・役職・BCP(PDCA・CISO・BIA)T--------
損益分岐点と財務諸表(貸借対照表・損益計算書)T-1----1-
コーポレートガバナンスと内部統制T-1-1--2-
システム監査・情報セキュリティ監査T-22-116-
クラウドサービスと仮想化(SaaS・IaaS・コンテナ)T--------
ネットワークの基本(LAN・無線LAN・IPアドレス・ルータ)T-1-1--2-
通信プロトコル(HTTP・SMTP・DNS・DHCP・サブネット)T-1---12-
ネットワークの応用と運用(メール・cookie・VPN・5G・障害切分け)T--1---1-

くり返し出る論点

印の数え方

  1. ★重点分野:シラバス案 Ver.0.1 で重点分野(中分類 23・24・25・29・30)とされている中分類のテーマ。
  2. 印なし(-):★ではないテーマ。出題範囲にはあります。

重点分野

過去のデータにもとづく目安です。CBT 方式は通年で行われ、問題も入れかわるので、ほかの回に出る論点は、ここに含まれていません。