分野 B|ビジネス

人材マネジメント(OJT・リスキリング・テレワーク・DE&I)

今の制度の過去問(3回分)には出ていませんが、新しいシラバス案(Ver.0.1)にある項目です。問われるとしたらの形でまとめています。

シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日公表)の『3-11-2 ヒューマンリソースマネジメント』

最終更新

よく出る形

  • 問われるとしたら:事例で、ダイバーシティ経営(多様な人材を生かす経営)の取組を選ぶ形
  • 問われるとしたら:人材の育成や採用の記述から、不適切な物を選ぶ形
  • 問われるとしたら:テレワーク(ICT を使い離れて働く)の形態を a〜c で判定する形
  • 問われるとしたら:事例で、ワークシェアリング(仕事の分け合い)の対応を選ぶ形

覚えること

  • OJT:日常の業務を行いながら、仕事を通じて教える育成
  • Off-JT:通常の仕事を一時的に離れて、研修などで学ぶ育成
  • リスキリング:職業の転換や仕事の大きな変化に備え、必要なスキルを身に付けること
  • リファラル採用:社員からの紹介や推薦によって、人材を採用する活動
  • アルムナイ採用:離職した元社員を、再び採用する活動
  • コーチング:対話を通じて、相手の目標達成に必要な考えや行動を引き出す
  • メンタリング:経験のある人が、助言や支援で相手の成長を支える
  • リテンション:優秀な人材が辞めずに働き続けるようにする取組
  • タレントマネジメント:従業員の能力や経歴を把握し、育成や配置に生かす取組
  • 目標管理制度(MBO):従業員が自ら目標を立て、達成度を確かめて管理する制度
  • HR テック:人事の業務に IT を活用すること
  • アダプティブラーニング:学習者ごとの習熟度に合わせて、教材や進め方を変える学習
  • ワークエンゲージメント:仕事に熱意を持って、いきいきと取り組む状態
  • ワークシェアリング:一人当たりの労働時間を短くして仕事を分け合い、雇用を維持する
  • テレワーク:ICT を活用した、時間や場所を有効に使える柔軟な働き方
  • 在宅勤務:自宅を就業場所として働く形態
  • サテライトオフィス勤務:所属オフィス以外の施設(共有オフィスなど)で働く形態
  • モバイルワーク(モバイル勤務):移動中や外出先で業務を行う形態
  • DE&I:多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包括性(Inclusion)
  • ダイバーシティ経営:多様な人材の能力を最大限発揮できる機会を提供し、新しい価値につなげる経営
  • ウェルビーイング:身体的、精神的、社会的に満たされた良好な状態

ひっかけ

  • 在宅勤務は自宅、サテライトオフィス勤務は所属オフィス以外の施設、モバイルワークは移動中や外出先
  • OJT は業務をしながら、Off-JT は仕事を離れて学ぶ

想定問題

4問(四肢択一)。選ぶと、その場で正解と解説が開きます。

想定問題 1四肢択一

A 社の方針に沿った取組として、最も適切なものはどれか。

A 社には、年齢や性別、国籍などが異なる従業員が働いている。経営者は、多様な人材の能力を最大限に発揮できる機会を提供して、新しい価値の創造につなげる方針である。

正解:エ 多様な従業員に機会を設け、その成果を事業の価値づくりに生かす。

ポイント

多様な人材を生かす方針に沿った取組を、事例から選ぶ問題です。

考え方と解き方

機会を設けることに目が向くと、その成果を価値づくりにつなげる点を見落とします。

  1. 方針は、多様な人材の能力を最大限に発揮できる機会を提供し、新しい価値の創造につなげることで、ダイバーシティ経営の考え方です。
  2. 多様な従業員に機会を設け、その成果を事業の価値づくりに生かす取組が、この方針に沿います。したがって、最も適切なのは エ です。

ほかの選択肢

  • ア 全員に同じ業務を同じ手順で担当させると、多様な人材の違いを生かす機会になりません。
  • イ 経歴が同じ従業員を中心にすると、多様な人材に機会を提供する方針に合いません。
  • ウ 評価が高い人に機会を与えると、多様な人材の能力を最大限に発揮させる方針に合いません。

覚えておくこと

  • ダイバーシティ経営:多様な人材の能力を最大限発揮できる機会を提供し、新しい価値につなげる経営
  • DE&I:多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包括性(Inclusion)

(テーマ・覚えること)

想定問題 2四肢択一

人材の育成と採用に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。

正解:イ アルムナイ採用は、新卒の学生を対象に、大学と連携して行う採用活動である。

ポイント

OJT、Off-JT、アルムナイ採用、リファラル採用の説明から、不適切な記述を選ぶ問題です。

考え方と解き方

アルムナイを学校の卒業生と結び付けると、新卒の採用と読んでしまい、イの誤りに気づけません。

  1. アルムナイ採用は、離職した元社員を再び採用する活動です。
  2. イは、新卒の学生を対象にするとしている点が合いません。したがって、最も不適切なのは イ です。正しくは、離職した元社員を再び採用する活動です。

ほかの選択肢

  • ア OJT は、日常の業務を行いながら、仕事を通じて教える育成なので、適切です。
  • ウ リファラル採用は、社員からの紹介や推薦で人材を採用する活動なので、適切です。
  • エ Off-JT は、通常の仕事を一時的に離れて受ける研修などの育成なので、適切です。

覚えておくこと

  • アルムナイ採用:離職した元社員を、再び採用する活動
  • リファラル採用:社員からの紹介や推薦によって、人材を採用する活動
  • OJT:日常の業務を行いながら、仕事を通じて教える育成

(テーマ・覚えること)

想定問題 3四肢択一

A 社が導入するテレワークの形態に関する記述 a〜c のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

A 社は、情報通信技術を使い、会社以外の場所でも働けるテレワークを導入した。次の a〜c は、その形態の説明である。
  • a 在宅勤務は、自宅の近くにある共有オフィスで働く形態である。
  • b モバイルワークは、移動中や外出先で業務を行う形態である。
  • c サテライトオフィス勤務は、所属オフィス以外の施設で働く形態である。

正解:ウ b、c

ポイント

テレワークの三つの形態の説明を、a〜c で判定する問題です。

考え方と解き方

共有オフィスを自宅の延長と思うと、a を在宅勤務の説明と読んでしまいます。

  1. a は、自宅を就業場所とするのが在宅勤務なので、不適切です。b は、モバイルワークの説明として適切です。c は、サテライトオフィス勤務の説明として適切です。
  2. したがって、適切なのは b、c で、ウ です。

ほかの選択肢

  • ア a は不適切なので、a を入れた a、b は適切な組合せではありません。c も適切なのに入っていません。
  • イ a は不適切なので、a を入れた a、c は適切な組合せではありません。b が入っていません。
  • エ b も適切なので、c だけでは足りません。

覚えておくこと

  • 在宅勤務:自宅を就業場所として働く形態
  • サテライトオフィス勤務:所属オフィス以外の施設(共有オフィスなど)で働く形態
  • モバイルワーク(モバイル勤務):移動中や外出先で業務を行う形態

(テーマ・覚えること)

想定問題 4四肢択一

ワークシェアリングの考え方に沿った A 社の対応として、最も適切なものはどれか。

A 社は、受注が一時的に減って、仕事が余る見込みである。

正解:ア 全員の所定労働時間を短くして、減った仕事を全員で受け持つ。

ポイント

一時的に仕事が減る場面で、ワークシェアリングの考え方に沿った対応を選ぶ問題です。

考え方と解き方

雇用を守る方法の一つとしか見ないと、労働時間の扱いの違いを見落とし、配置の変更や出向も当てはまるように感じます。

  1. ワークシェアリングは、一人当たりの労働時間を短くして仕事を分け合い、雇用を維持する考え方です。
  2. 仕事が余る見込みの時に、全員の所定労働時間を短くして仕事を受け持つ対応が、この考え方に沿います。したがって、最も適切なのは ア です。

ほかの選択肢

  • イ 一部の従業員の労働時間を長くするのは、一人当たりの労働時間を短くする考え方と逆の対応です。
  • ウ 配置を替えて働かせるのは、労働時間を短くして仕事を分け合う対応ではありません。
  • エ 別の会社へ出向させるのは、労働時間を短くして仕事を分け合う対応ではありません。

覚えておくこと

  • ワークシェアリング:一人当たりの労働時間を短くして仕事を分け合い、雇用を維持する

(テーマ・覚えること)

1問ずつの画面で解く(4問)

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